火の塔-<火魔女祭 プロローグ2>-。
東の塔――火の魔女サーラの治める塔。

火魔女祭当日。
火魔女祭への出場者が塔に集まって来ており、
入り口にて入塔審査が行われていた。
「出場者の皆さん。武器や危険物はもって入れませんよ〜」
「こちらでお預かりしますから、専用のボックスに入れてお渡しくださいー」
火魔女関係の係員がせわしなく働き、出場者たちを誘導し並ばせている。
その誘導を受けている人の中にルルもいた。
占い師の風貌のローブとフードをきっちり着こなしている。
ルルは特に武器などは持っていなかったため
火魔女からの招待状だけ取り出して審査の女性に手渡す。
「ルルです、よろしくお願いします」
「はい。招待客の方ですね。長旅ご苦労様でした」
係員は招待状が本物かを確認すると、
「武器や危険物をお持ちでないか確認させてもらいます。 手を頭の上に上げてください」
「はぁ」ルルは言われた通り両手を頭の上へ上げる。
格闘技の審判が行うように腰の横やブーツなどを触る。
それから「失礼」と断ってルルのフードを外し髪の毛をすくように触る。
それから後を向くように言われ、おしりを撫でられた。
「きゃっ」ルルは驚いて悲鳴を上げる。
かと思うと、次は手を前に回してくる。
「すみません、どこを触っているのですか?」
ルルが抗議するもお構いなく。ルルの凹凸に係員の手のひらが滑る。
「あのっ」
少し強く声を出したとき、ルルの胸が優しく揉まれた。むゅにゅん♪と。
「きゃあっ……!」
「ルルさん、問題なしです。中へお入りください……あ、そこの人、審査はこちらですー」
係の女性は事務的にそう言うと次の人の審査を始めた。
ルルは呆気にとられ、しばらく様子を見ていたが
他の人にも厳重なボディチェックを行っている様子だったため、納得出来ないながらも中へ入ろうとした。
そのとき、
「キャアアー!」と少女の叫び声が。
見ると、ルルが受けたのと別の場所で少女が入塔審査に引っかかっていた。
「陳情民登録のサラさんですね。あなたのドレスのポケットから魔法反応があるアイテムが出てきましたが」
「返して、それは、あたしの大切なものなのです」
なんだなんだ、と人だかりができる。
「塔にはもって入れませんよ。他にも何か隠してるかもしれませんね」
「もう持ってません。それも返してください!」
よほど大切なものらしく、感情を高ぶらせて大声を上げている。
「だめです。それにあなたは徹底的に検査します」
気がつけば、サラの周りに3人の係員の女性が集まってきていた。
「な、何するんですか!あたしのルージュ返してください」
サラは尚も激しく抵抗を見せるが、
「はい、ドレスをチェックしますので大人しくしてくださいねー」
2人の係員に抑えられ、もう一人にドレスを脱がされる。
「キャアアー!」
きゅぽんと手際よく脱がされて下着姿にされてしまうサラ。
「み、見ないで、見ないで!!」
しゃがんで肌を隠そうとするサラであったが係員はそれを許さず
それどころか、下着まで剥ぎ取られてしまう。
少女の裸が白日の下にさらされる。さらに、
「他に隠しているものがないか、すべての穴を調べます」
と宣告される。
「キャ、いやっ、いやいやっ」
強制的な露出にすっかり抵抗が出来なくなったサラ。
係員の手が彼女の至る所に伸びる。
「何も隠してないっ。ヤアン、やめて!」
そんな様子を見ていたルル。その非道な行いが許せなく思い、
「もう、やめなさ……むぐぐ」
その口をふさぐ者がいた。
「下手に騒ぎを起こすと失格になってしまいますよー」
口をふさがれたまま振り返ると、露出度の高い踊り子の衣装をまとった女性が。
「持ち物検査に関するルールは事前に告知が有りましたしー、破る彼女にも原因がないわけでは」
優しそうな微笑みを浮かべたままルルをなだめる。
「あなたは……?」落ち着いたルルが聞くと
「申し遅れました、わたしレインと申します。ルル様」
「私のこと知っているのですか?」ルルが聞き返すと、
「ええ。わたしの住む界隈でも有名ですよー? お話はかねがねですし。今日は勇者様はご一緒ではないのですかー?」
「私は火魔女サーラからの招待状枠なのです。ミリアより私が恨みを買ってるようでして」
「あー、わたしも招待客組ですー。お互い頑張りましょうね―」
「はい。ミリアがいなくても私がサーラをやっつけちゃいます!」
と、意気投合しました。





火魔女祭とは――

魔女の日の記念に行われる火魔女サーラ主催のステージイベントです。
数々の羞恥な種目が行われ、見事優勝を果たすと望みが叶えられます。
なお、この催しは火魔女放送により水晶球や魔法鏡にて全世界で視聴可能となっています。





エキストラ募集♪――…
東の魔女編に登場するエキストラキャラクターを募集します。
このシリーズに作中にあなたのキャラクターを参加させてみませんか?
登場キャラクターは火魔女祭に参加するキャラクターとして登場します。
(※今回のサラさん、レインさんのように)

あくまで脇役となりますので30秒で思いついたキャラでOKです!
ミリア戦記に参加してみたいと思っていただけたら、お気軽にキャラクターを投入してみてください。

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