「やあっ、見ないでっ、んっ、んっ、んうっ……!」
「(こんな恥ずかしい事されてるの見られちゃってる、大勢の人に……!)」
サーラの偽肉棒がミリアの奥まで何度も到達する。
「んっ、んっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
「(だめ、手が塞がってるから、口が抑えられない……こんな声出すのやだぁーっ)」
しかもその往復する速度がどんどん上がってくる。
「あっ、あっ、あはんっ、は、はあんっ、あんっ」
「(誰か、助けて……)」
ミリアは周りを見渡すが、
かろうじて理性を残しているのサラを除けば、
目前には快感に身を委ねて恍惚な表情を浮かべるクロア、フィフィ、ミルカ。
『あひっあひんっあっあっあっあっあっあっ……』
「(わたしもあんなにエッチなお顔になってるのかな)」
得も知れない快感が頭の中全てを支配しようとする。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ……!!」
「(……だめ、何も考えられなく……!!!)」
サーラが最後の一回を奥の壁に叩きつけた時。
「あああああああっ……!!!!」
ミリアの身体の全身が飛び跳ねビクンビクンと震えた。
・・・
・・
・
「はーい、いっちゃったー、ミリアもここで敗退」
サーラは腰の物を突き刺したまま勝ち誇った顔で宣告した。
それからゆっくりと抜き出すと
蓋をしていた栓がなくなり、中からミリアの愛液が飛沫を上げた。
「ふあぁあ」
ミリアは小さくあえぐ。
「ミリアもこれ履かせてあげてねー」
サーラは黒子さんに命じて、ミリアに内側に男性器の張型のついたパンツを履かせようとした。
絶頂の余韻で意識がもうろうとしていたミリアであったが
敏感なところにソレが当たって
「あ、あん?!」
とまた甘い声を上げてしまう。
何が行われるのか意識の端で気がついたミリアは
「……やぁん、待ってくださぃ……ぃままだ……」
つぶやくような、力の全くこもっていないかすれた声を出す。
それも時すでに遅し。
「ひぃぃぃぃん!」
挿入され再度快感の渦に身を投じさせられてしまう。
「また……また、なっちゃう……」
中でうねうねと動くものに快感を呼び起こされて
びくっ……びくっ……と身体が震える。
同時に絶頂の波の再来を予期する。
「ああっ……ああふっ……あふうー」
ミリアの中で暴れる張型に逃れるすべはなく
「んんんんはあんっ……!!!!」
びくびくっ……びくんんっ……。
・・・
・・
・
しかし、それで終わることはなかった。
『あんっ、あんっあーんっ』
ミリアまでもクロア、フィフィ、ミルカの敗者組に加わりえっちな合唱を繰り返すことになるのだ。
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その時を前後して、隙を伺い塔を取り巻いていた王国の騎士たちが乱入。
「この塔は包囲したぞ、サーラ。宴はもうおしまいだ!」
『わーーーー』
ぞろぞろと勢い良く兵士が会場へ乱入してきた。
「……火よ、集い炎となりて火炎を超えろ……焔火……!」
『ぎゃああああ』
サーラの放つ大魔法が兵士たちを燃やす。
「あはははは、サーラさんのステージはまだ終わりじゃないよ!みんな侵入者は燃やしてぽいしよー!」
『おーーー!サーラ様ーー!』
『お姉ちゃん、素敵!』
サーラの士気高揚とその絶大な魔法力で息を吹き返したサーラたち火の魔女の軍勢。
彼女らの反抗に王国軍は撤退を余儀なくされてしまう。
此度の火の塔攻略は大失敗に終わった。