火の塔-<決勝2:炎のペニスバンドルーレット(7b)>-。
「みんなー、ミリアのいくところを見逃さないでね!もうすぐだからー」
サーラが宣言する。
一際大きく鳴り響く歓声。

「ミリア……!」
大勢の観衆の中にいたルルが懸命に声をかけるも声援にかき消されてしまう。


「やあっ、見ないでっ、んっ、んっ、んうっ……!」
「(こんな恥ずかしい事されてるの見られちゃってる、大勢の人に……!)」
サーラの偽肉棒がミリアの奥まで何度も到達する。
「んっ、んっ、あっ、あっ、あっ、あっ……」
「(だめ、手が塞がってるから、口が抑えられない……こんな声出すのやだぁーっ)」
しかもその往復する速度がどんどん上がってくる。
「あっ、あっ、あはんっ、は、はあんっ、あんっ」
「(誰か、助けて……)」
ミリアは周りを見渡すが、
かろうじて理性を残しているのサラを除けば、
目前には快感に身を委ねて恍惚な表情を浮かべるクロア、フィフィ、ミルカ。
『あひっあひんっあっあっあっあっあっあっ……』
「(わたしもあんなにエッチなお顔になってるのかな)」
得も知れない快感が頭の中全てを支配しようとする。
「あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ!あっ……!!」
「(……だめ、何も考えられなく……!!!)」
サーラが最後の一回を奥の壁に叩きつけた時。
「あああああああっ……!!!!」
ミリアの身体の全身が飛び跳ねビクンビクンと震えた。

・・・
・・


「はーい、いっちゃったー、ミリアもここで敗退」
サーラは腰の物を突き刺したまま勝ち誇った顔で宣告した。
それからゆっくりと抜き出すと
蓋をしていた栓がなくなり、中からミリアの愛液が飛沫を上げた。
「ふあぁあ」
ミリアは小さくあえぐ。

「ミリアもこれ履かせてあげてねー」
サーラは黒子さんに命じて、ミリアに内側に男性器の張型のついたパンツを履かせようとした。
絶頂の余韻で意識がもうろうとしていたミリアであったが
敏感なところにソレが当たって
「あ、あん?!」
とまた甘い声を上げてしまう。
何が行われるのか意識の端で気がついたミリアは
「……やぁん、待ってくださぃ……ぃままだ……」
つぶやくような、力の全くこもっていないかすれた声を出す。
それも時すでに遅し。
「ひぃぃぃぃん!」
挿入され再度快感の渦に身を投じさせられてしまう。
「また……また、なっちゃう……」
中でうねうねと動くものに快感を呼び起こされて
びくっ……びくっ……と身体が震える。
同時に絶頂の波の再来を予期する。
「ああっ……ああふっ……あふうー」
ミリアの中で暴れる張型に逃れるすべはなく

「んんんんはあんっ……!!!!」

びくびくっ……びくんんっ……。

・・・
・・


しかし、それで終わることはなかった。

『あんっ、あんっあーんっ』

ミリアまでもクロア、フィフィ、ミルカの敗者組に加わりえっちな合唱を繰り返すことになるのだ。

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その時を前後して、隙を伺い塔を取り巻いていた王国の騎士たちが乱入。
「この塔は包囲したぞ、サーラ。宴はもうおしまいだ!」
『わーーーー』
ぞろぞろと勢い良く兵士が会場へ乱入してきた。
「……火よ、集い炎となりて火炎を超えろ……焔火……!」
『ぎゃああああ』
サーラの放つ大魔法が兵士たちを燃やす。
「あはははは、サーラさんのステージはまだ終わりじゃないよ!みんな侵入者は燃やしてぽいしよー!」
『おーーー!サーラ様ーー!』
『お姉ちゃん、素敵!』
サーラの士気高揚とその絶大な魔法力で息を吹き返したサーラたち火の魔女の軍勢。
彼女らの反抗に王国軍は撤退を余儀なくされてしまう。

此度の火の塔攻略は大失敗に終わった。

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