第1試合。 姫様チーム 対 風魔女チーム(3)


第一試合 登場人物(別窓で開く)


>>第1試合3回の表

姫様チームの今回の作戦も、また、右サイドを突破しようというものであった。
パスを受けたミルカが右サイドを突破しようと加速する。
「今度は簡単にはいかないよぉ!」
立ちふさがるアクアメリ。
「……抜く!」
ミルカは左右に体を揺らしフェイントを仕掛ける。
「……おっと!」
アクアメリはその動きに惑わされずきっちりと前のコースを塞ぐ。
「ミルカ、一旦中へ」
姫様がパスを要求する。
アクアメリの視線がフロンリーフを追う一瞬、
隙をついて、ミルカは逆方向からアクアメリを抜こうと試みた。
「そうは行かないよぉっ!」
しかし、アクアメリは身体をよじってミルカの動きについていく。
双方横並びになり、アクアメリはミルカの脚にしがみついた。
堪えきれず転ばされるミルカ。
(どさー)
気がつけば、後ろから覆い被さるように、アクアメリに上に乗られていた。
「ボ、ボールは渡さない……!」
ミルカはボールを奪われないよう、ぎゅっとボールを抱きしめ彼女から隠す。
「それならぁー……、コッチのボールを奪うまでだぁ!」
背後から、両の手でミルカの双つの胸を鷲掴みにした。
ビキニブラの上からとは言え薄い生地。
アクアメリの指きがミルカの大きな胸を揉みしだくのに大した妨げにはならない。
「きゃあああ!!、何ごと?!」


『おおっとなんということでしょうか、ミルカ選手のおっぱいがアクアメリ選手に揉み揉みされちゃってます!』
『ひゃー!これは凶悪ですね!』
『キゼ選手、MSBではこういう攻撃もありなんでしょうか?私ドキドキしてしまいます』
『いえあの、一応無くはないんですが……プロではあまり見かけないシーンです』
『観客からの声援も一層大きくなっています、どうなってしまうのか、状況を見守りましょう……』


「先程のアクアメリサーチによって、おっぱいが弱いということは調査済みなのです」
アクアメリはその手の動きをやめようとするどころか、容赦なく胸を揉みしだく。
「っ……っ……こんなことで、ま、負けない〜っ」
顔を真赤にして羞恥と屈辱に耐えるミルカ。
「ミルカ、ボールを…!」
そこへ、姫様が近くまで駆け寄ってミルカにパスを要求した。
「フロンリーフ姫様ぁん!」
ミルカは目に涙を浮かべながらも、ボールを持つ手を伸ばしパスのタイミングを探る。
しかし――ドン!
「きゃあっ!!」姫の叫び声。
メッコの魔法『空気弾』が姫に直撃したのだ。
「……当たれー!当たれー!」
うまく妨害し、姫をミルカに近づくことが出来なくしている。
遅れてアニス(裸)も姫の動きを徹底マークしパスの線を完全に切られていた。

アクアメリはおっぱいを揉みしだき続けていて、そしてビキニブラ越しに、ミルカの乳首を探り当てた。
それを指先で捕まえた。
「ひあっあん!」ミルカはその刺激に甲高く甘い悲鳴をあげてしまう。
「[ひゃん]、だってー。気持ちよさそう……♪」
アクアメリがミルカを煽る。
「ちが……この……許さないよ!」
ミルカは強がってみるが、すぐに
「ひゃ、んだ。めぇ。お願いします、、やめてくださぁい。あぁん!」
甘い声で言い直されてしまう。

『……ミルカ選手、気持ちよさそうです、これはどうでしょうか、キゼ選手』
『そ、そうですね、気持ちよさそう……とと、失礼。風魔女チームは時間切れを狙っているんだと思います』
『あ!たしか攻撃は3分以内に終わらないと失敗になってしまうんですよね!』
『ええ、姫様チームは早くミルカ選手を助けないといけませんよ』


「当たれ、当たれ、当たれー!」
破れかぶれのような台詞ではあるが、放たれたメッコの魔法は的確に姫の動きを封じることに成功していた。
「くうっ……シロナ、上がってミルカのフォローを!」
姫様に指示を受けたシロナ、姫様陣地から中央広場へとポジションを移動し始めた。
その間も、アクアメリからのエロ攻撃は留まることを知らず、ミルカは徐々に抵抗する力を失いつつあった。
「本当に敏感なのねぇー」
アクアメリはビキニブラの中に手を滑り込ませて、固く尖ったミルカの乳首を、指の先端でコリコリといじくった。
「あっあーっ……ん!、ダメ、やーめーて〜!シロナさん、はやくーぅ!」
顔を真赤にして身体をよじらせるミルカ。試合の途中だという思いだけが、快楽に落ちることをなんとか食い止めてた。
ようやくシロナがやってきて、ミルカの上のアクアメリを剥がそうとするのだが……
「大魔法、突疾風!!」
シロナのポジションの動きを見て、詠唱を始めたクイ(裸)の魔法が完成し、放たれていた。
途轍もない魔法力を込められた一撃がシロナの身体に直撃した。
「きゃああ!!」シロナは吹き飛ばされ自陣へと押し戻されてしまう。

「し、シロナさ――ん!!」
最後の望みが絶たれたミルカ、焦る。
「もう落ちちゃっていいよぉ、気持ちい〜でしょぉ?」
アクアメリの指先がミルカの乳首をしこるのをやめない。
「誰がぁ……気持ちよくなんて、んっ……ないvはぅん」
ミルカの口の端からは涎が垂れてしまい、表情と台詞が一致していない様子。
「口では強がってもぉ……身体はしょーじき、なん、だ、か、ら!」
声に合わせて乳首をきゅっとつまむアクアメリ。
「んっ、はっ、あぁんっ!」
びくびくと身体を震わすミルカ。もはや反抗心は残されていなかった。


そして――((ビィィィ!))とサイレンが鳴り響き、3分の時間が過ぎたことを知らせる。


>>第1試合3回の裏


始まると、風魔女チームはアクアメリにボールを持たせた。
彼女らが予期したとおり、ミルカの動きが鈍くすんなりと前へと突破を許した。
「試合が終わったら可愛がってあげるからね」
やらしい言葉をかけるアクアメリ。
しかし、ミルカの状態を見てシロナのポジションを高めに置いていたため
風魔女チームもなかなかその先へ攻撃をつなげることが出来ないでいた。
「また逃げですか?勝負をしましょう?」
シロナの煽りにも動じずアクアメリはパスを選択しボールを動かした。
そんなこんなで、徐々に時間がなくなってくる。
そしてその時、ボールは逆のサイドのシルフィが保持していた。
彼女もリーンのディフェンスに苦戦を強いられて膠着状態に陥っている。
残り時間が一刻も許せなくなっていた時、クイ(裸)が叫んだ。
「作戦Qフォーメーションですわ!!」
その言葉を聞き、シルフィが高く大きく前にボール蹴り出した。
<<ばしぃ!!!>>
アニス(裸)が呼応し、そのボールを追いかけるが、傍から見てとても間に合うタイミングではない。
「パスを誤ったのでしょうか?」
フロンリーフは全力のアニスを追いながら訝しく思う。
しかし、そこへ、クイ(裸)の魔法が放たれた。
「大魔法、突疾風!!」
轟音を立てて放たれた魔法は、敵ではなく、"味方の"アニス(裸)に向けて放たれたのだ。
姫様チームの全員が思考の虚を突かれる。
魔法がフロンリーフの横を抜け、アニス(裸)の背中にヒットした。
『まさか!!』
その意図を知った時、もはや手遅れだと察した。
MSBのルールでは、補助系の魔法を自分のチームメイトに向かって放っったところで魔法が発動しない。
だが、"攻撃魔法"を"当てる"ことは出来る。
「なんという無茶を……!」姫にはもう失敗することを祈るしか術がなかった。
魔法を受け加速したアニス(裸)は猛スピードでボールに接近する。
「届けーーー!」アニス(裸)の叫びとともにボールへ向かい飛んだ……
ボールが落下するまさに寸前、アニス(裸)はボールを手に捕まえることに成功した。
そのまま、ラインを越えて。地面にボールを叩きつけた。


風魔女チームの初得点(2−1)。風魔女チームは反撃の狼煙を上げた。


>>脱衣の指名


「え……あたし?」
脱衣に指名されたのはミルカだ。
「う、うん……脱げばいいのね」
彼女は防具一式をまず先に外された。
残すはビキニの上下のみ。
ビキニブラの留め具を外し、胸を覆う布を上へ持ち上げた。
双丘は窮屈から解放され大きく弾んだ。
((おおっきいい!しかも乳首エロい!!))
歓声を浴びるミルカの胸。てっぺんは弄られて感じてしまった状態のまま。
「ぁぅふ……あんまり……見ないで。。」
見せることで恥ずかし差の中に気持ちよさを見出してしまったミルカ。
内腿でもじもじしている。
ビキニブラを外し、ビキニパンティを下ろし始めた。
「あんっ……v」
ビキニパンティの裏地にはぐっしょりと愛液が染みていた。
それが肌から離れてつい喘ぎ声を漏らすミルカ。
((えろー!))
「やだぁん……v」
満更でもなさそうに見受けられるミルカ。
一方で、この先を心配する姫様チームの面々であった。


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