第1試合。 姫様チーム 対 風魔女チーム(5)


第一試合 登場人物(別窓で開く)

姫様チーム3―1風魔女チーム

この試合も大詰め、残りは5回の表と裏を残すのみとなった。
ここから風魔女チームが2点差を挽回できないため、姫様チームの勝利が確定していた。
姫様チームの面々は笑顔を浮かべて勝利の喜びを分かち合っている。

『一つ残して勝負が決まってしまいましたね、キゼ選手』
『そうですねー!白熱した試合になりました!』
『5回はもう消化試合となりますが、この場合はどうなりますか?』
『更に誰かを脱がしたければ続行し得点を重ねられます。攻撃する側が終えたければその時点で終わりますね』


>>第1試合5回の表

「わたくし達はもう続ける意志はありません」
姫はそう伝えると、ボールを風魔女チームに投げて渡した。


>>第1試合5回の裏

「そっちがその気でしても、せめて最後にお姫様のビキニパンティを剥ぎ取りますわ」
風魔女チームのクイは続行を宣言した。

アニス「クイちゃんがそう言うなら付き合うけどさ―」
メッコ「自分はもう魔法力のこってないっす」
シルフィ「あたしももう誰も蹴られない」
アクアメリ「みんなだらしがないなあ」
クイ「くう!こうなったらもう玉砕ですわ!」

クイからアニスにボールが渡る。
すぐ後にアクアメリ、シルフィが続き
最後尾にはメッコとクイ。
「総攻撃ですわー!」
クイが号令をかける。
『わー!』

「ひとりひとりで防ぎましょう!」
姫様チームはフロンリーフの指示を受け、守備の陣形を整える。
アニスにフロンリーフ、シルフィにジーナ、アクアメリにシロナ、メッコにミルカ、クイにリーンが、それぞれをマークすることになった。
風魔女チームはボールを巧みになパス回しで、一気に姫様チームの陣地へと侵入した。
ゴールラインまでの距離、13メートルしかない狭いエリアに、敵味方総勢10人の選手が入り乱れ、ボールを奪い合う。

「こっち!」
アニスがいい位置でボールを受け取る。
ここはもうゴールラインまで数メートルもない場所。
一歩、ニ歩、前へと着実に進む。
「GOALは、させません」フロンリーフは最後一歩を許さずアニスを押し倒した。
はずみで、アニスの手からボールは離れてしまい無情にも地面へと……
落ちる前に、走り込んできたシルフィがすんでのところでボールを蹴り上げた。
ボールは宙を舞い小さな弧を描く。
このボールの行き先は偶然にもクイの目の前へ。
ボールをキャッチしたクイは覚悟を決めて、最後の勝負へと走り出す。
小柄なクイは素早く動き、近くにいたリーンも、ジーナもぎりぎり手が届かない。
誰も止めることが出来ないのではないかと、誰もが頭をよぎる。
が。
そこに人影が。
ミルカは正直あまり試合に入り込めていなかったのだが……
たまたま、クイの動きが見えていたため、先回りをしていたのだ。
ミルカは、向かってくるクイをボールごとしっかりと抱き止めた。
そこに群がる両チームの人たち。
激しい奪い合いの末にボールは地面へとこぼれて落ちた。


>> 試合結果
姫3−1風

『姫様チームが風魔女チームをくだしました!手に汗を握りましたね、キぜ選手』
『そうですね!私も早く試合がしたいです!!』
『ここまでのお相手は、実況の天女ツムジとプロチーム所属、解説のギゼ選手でした☆』
『ありがとうございました―』


>>勧誘時間

試合に勝ったチームは敗北したチームから任意の1名を引き抜いて戦力に加える事ができる。ただし時間内に該当選手を説得することが条件である。
説得にかけられる制限時間は3時間。交渉は密室にて誰か1人ずつ対面して行われる。姫様チームは、今の試合のようにミルカが行動不能に陥った際に備え交代要員として、ガーディアンのポジションを欲した。
そこで、風魔女チームシルフィを指名した。
指名された選手はひとり呼び出され、一室に3時間拘束・監禁され、その間に1対1で交渉が行われる。成功すれば仲間に加えることできる。
交渉部屋は、ベッド1つだけが置いてある小さな部屋。
指名選手は、「全裸」かつ「後ろ手に手枷」と、「片方の足首とベッドの柱とをロープ」で繋げられている。逃げることも暴れることも能わない。
なお、説得の模様の放映はされず、隣の控室で勝利チームのチームメイトのみがその様子を見ることが出来る。

姫「まずはわたくし自ら説得にあたりますわ」
フロンリーフ姫がシルフィのいる部屋に一人入る。
姫「お金か地位かどちらがお望みですか」
シルフィ「そんなことより、姫のお尻を思い切り蹴らせてください」
姫「……」

交渉失敗

リーン「では……」
リーンがシルフィの部屋に入る。
リーン「……」
シルフィ「さっきはたくさん蹴らせてくれてありがとう。もっと蹴らせてくれる?」
リーン「……だめ」

交渉失敗

ミルカ「うーん、自信ないなぁ」
ミルカがシルフィの部屋に入る。
ミルカ「ポジションは渡さない」
シルフィ「……私いないほうが良いよね!」
ミルカ「確かに!」

交渉失敗

ジーナ「私の番かぁ……」
ジーナがシルフィの部屋に入る。
ジーナ「意地張ってないでそろそろ」
シルフィ「ねえーもう帰って休みたい」
ジーナ「……忠告はしたからね?」

交渉失敗

シロナ「姫様、ここは私にお任せください」
シロナがシルフィの部屋に入る。
シロナ「痛いのと気持ちがいいのどちらが良いですか?」
シルフィ「え”いきなり何」
シロナ「返答なしは両方と受け取ります。さん、に、いち……」
シルフィ「ひええ、痛くしないで」
シロナ「それはあなた次第です」
シルフィ「え”なんで服を脱ぐのー?」
シロナ「あなたが素直じゃないからです」
シルフィを押し倒すシロナ。
シルフィ「きゃ、わ、ちょっとー!」
シロナ「時間までたっぷりとお相手します」
シルフィ「え”え”」
シロナがシルフィの柔肌を手のひらと指で隅々まで撫で回す
「ん、んぅっ?」
はじめは強張ってたシルフィも、耽美なシロナの愛撫にどんどん力が入らなくなってしまう。
「あふうん……っ」
ついには大きな喘ぎ声が漏れてしまう。
シロナの愛撫は優しく、艶かしく、指先までしなやかにシルフィの身体を刺激していった。
「はぁ……ぁん。。。触り方が、いやらしぃじゃん。。。」
だが、シロナはシルフィの性感帯である胸の先と股間だけはずっと触れていない。
近くまで期待だけさせて、他の場所へ移動する。
「くううん、また違うとこばかり……、ねぇ……いじわるしないで」
「わかっていますね?」
「うん、だから早く!」
「仲間になりますか?」
「なるからぁ!」
「言質とりました」
シロナの手が今まで触れてこなかった部分を徹底して触りたくる。
敏感になりきっていたシルフィの急所に触れるたび、甘い声を上げていく。
「やっ……凄いの……あっ、あっんっあんんあんんっ!!」
「良いお顔をしていますよ」
「意地悪言わないで。もっとぉ……もっと欲しいよぉ」
トロトロになったシルフィの股間の中に指を突っ込み女の液を掻き出す。
「あっ、あ、あ、あっ、あーーーん!!」
同時にシロナの指先がシルフィの股間の突起物を撫であげた。
「あーーーーーーーん!!v」
嬉しそうにシルフィは絶頂を迎えた。

交渉成功
シルフィは姫様チームに加わった(てっててー♪)
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