第1試合。 姫様チーム 対 風魔女チーム


第一試合 登場人物(別窓で開く)

今まさに中央王国コロシアムにて『マジック☆セクシー★ボウル(以下MSB)』の開幕戦が開催されようとしていた。
解説席には浴衣姿の天女様と、シャツを大胆にアレンジをしセクシーなMSB選手が座っている。

『みな様ごきげんよう、天女ツムジです☆
 今からマジック☆セクシー★ボウル開幕戦の模様を会場よりお届けします。会場には1万人が来場されています。来られなかった良い子は水晶球の前で座って観てくださいね。そして☆本日のゲストはMSBのプロリーグで活躍されていますキゼ様にお越しいただきました☆』
『こんにちは、キゼです。今日はよろしくお願いします』
『私MSBを見るのが初めてなんです。解説よろしくお願いします☆』
『はい、お願いします。とは言え、公式ルールからだいぶ手を加えられてるんですよね……エッチな方エッチな方へ……』
『あはは……イナルミ様の趣味でしょうか。さあ、選手の入場です☆こちらから見て左手に姫様チーム、右手に風魔女チームです』
『楽しみですね』
 
金色のアーマーを身に着けた姫と4人のチームメイト、緑色のアーマーを身につけた風魔女クイと4人の仲間たちが握手をかわします
「わたくしたちは負けませんわ」真っ直ぐに相手を見つめる姫の視線に
「ふんだ」とそっぽを向くクイ。

 『試合が始まりました。まずは姫様チームからの攻撃ですね☆』
 『はい、先行後攻のターン制です。5回ずつ攻撃をしあって、ポイントの多い方が勝利となります』
 

>>第1試合1回の表

試合開始の合図とともに、姫様チームの選手が自陣から中央広場へと駆け出す。
ボールを持つ姫の左にリーン、右にミルカが並走する。
姫に、風魔女チームのアニスが対面した。
「お姫様に、ボクの動きについてこられるの?」
小柄なアニスは姫を挑発するとスピードを上げて姫に近ずく。
「あら、チームプレイを知らないのですか」
姫は左右の仲間に視線を送る間にアニスがボール飛びつく、その絶妙なタイミングでひらりと彼女をかわした。
アニス「フェイント?!」
クイ「何をやっているんですの、下手っぴすぎますわ……『風よ、吹き飛ばせ!』」
後列のクイが大魔法を発動、姫に向けて風の渦を放つ。
「リーン!!……きゃああ!!」
とっさにパスを出すフロンリーフだが、魔法の直撃を受けて自陣まで吹き飛ばされた。
リーン「姫様……ナイスパス!」
ボールを受け取ったリーン。
相対するポジションのシルフィ「蹴らせて!あたしに蹴らせて!」
強烈なキックがリーンの身体にクリーンヒット「かは……っ」
うずくまるリーンからボールを奪おうとシルフィがボールを奪おうとするも、
ジーナ「電撃です!」
ジーナの魔法が炸裂、シルフィが吹き飛ばされた「うきゃっ!」。
ミルカが逆サイドまでフォローに回り、リーンのボールを受け取る。
だが、アクアメリ、アニスと敵の選手が追いかけてくる。
「こちらです!」
復活した姫が中央を走っている。
ミルカ「姫様!」際どいパスがミルカからフロンリーフ姫へと通った。
メッコ「こっちくるなぁ!」姫は彼女の魔法をひらりとかわし
相手の陣地へと侵入した。<同一陣地内では魔法は使えない>
姫はメッコのタックルもひらりとかわし、追いすがるクイと競り合う。
クイ「GOALなんてさせませんわ!」
姫「皆のつなげてくれたボール、必ず……!」
姫はダンスを踊るようなステップでくるりと回転し、クイを惑わす。
シロナ「ここ!」少し離れた隙を狙い高速の風魔法がクイの背中を叩く。
クイ「うわあっ」
姫様、堂々と先取点をもぎ取った。
「まずは1点です!」
姫は爽やかな笑顔でチームメイトと喜びを分かち合う。



『すごいすごいです☆姫様チームがまず1点をとりましたね☆』
『そうですね、フロンリーフ姫のステップは美しく、守る方には残酷でしたね』
『攻守を入れ替えて、次は風魔女チームから開始です☆』


>>第1試合1回の裏

アニス「ボクの速さについてこられるもんか」
ボールを持ったアニスが真っ先に中央広場に飛び出した。
左右からリーンとミルカがアニスにタックルを仕掛けるが
臆する事なく中央を真っ直ぐにぶっちぎる。
リーン「早い!」ミルカ「そんなっ」
「来なさい!」中央で待ち構えるフロンリーフ。
「・・・やっぱりやーめた」級にブレーキをかけるアニス。
前のめりに突っ込むフロンリーフ「穫ります!」
アニス「……なぁんて!」速度を落とした瞬間に再加速。
「え?」フロンリーフには残像に飛びかかっていた。
「ふっふーん。のろま」勝ち誇るアニス。
シルフィ「アニス―!パス!」
やや遅れてシルフィが右のサイドを駆け上がっている。
アニス「ううん、もうボク一人ででも……!」
アクアメリ「あ!アニス前、危ないよー」
ジーナ「雷撃!」
アニス鼻の先を魔法が通過した。
アニス「危な……ぎゃあ!」
シロナ「突風!」
魔法を避けた先に第二弾が。これを避けられない。
倒れたアニスを姫が後から覆いかぶさる、動けなくなったアニスはボールだけは奪われまいと必死だ。そこにどんどん敵味方が集まってくる。最終的には、敵味方が入り乱れる中ミルカがボールを奪った。


『あらら、風魔女チームは失敗しましてしまいましたね☆』
『ちょっと個人で行き過ぎましたかねー。ナイストライではあります』
『これで1ターンは終わりで……おや、アニス選手が喚いているようです?』
『あ……あの、脱衣ルールですね』
『あ……ああ。いよいよですね☆注目して見てまいりましょう☆』


ボールを取れたとは言え、その速さに脅威を感じた姫様チームは真っ先にアニス選手を脱衣相手に指名した。


アニス「なんでボクなんだ。くそう……出る杭は打たれるんだ……」
肩パット・肘・を取り外してもらい、靴、メットを脱ぐ。
((わああああああ!!))客席より歓声が上がる。
「むうー、みんなボクの裸にそんなに興味があるの?」
どこかぎこちない手つきでビキニブラを外すと、小さい胸が姿を現す。
((おっぱい!!ちっぱい!!!))
「言いたい放題……」アニスは恨めしく思うものの
やはり恥ずかしい気持ちが強い。
特に胸の先が大きく硬くなってしまっているのが更に恥ずかしい。
((隠さないでー!!))
「うぐ……見るなら見なよー、もう」
少し、やけになりつつビキニパンティも下にずらして脱ぎ去る。
((全裸!全裸!))
「もう全裸だよ……悪い?!」
恥ずかしさ隠しで客に対して怒ってみる。
((わっはっは、悪くない!良すぎ―!!))
「えー?なんか……ウケた。。」
そして、ビキニ以外の防具を身に着け直して……2回の表へ!

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