酒場にて。 -後編- |
「ああっ!やめて下さいっ!」 ミラーシュに突き飛ばされたミリアは部屋のベッドに突っ伏す。 「なーにがやめて下さいだ。ぐちょぐちょにおもらししてる癖にっ!このドスケベ娘がっ!!」 部屋に帰ったミラーシュは猛然とミリアに襲い掛かった。 「いやっ!!」 目尻に涙を浮かべてミリアが顔をそむける。 「そっかぁ、ミリアちゃんは嫌なのかぁ」 ミラーシュはミリアの両足首を掴むやいなや、まんぐり返しにミリアを折りたたみ、すかさず逞しいミラーシュの太ももをミリアの腰の下に滑り込ませた。 「はわわわわ…………」 ミリアのちょっと大きめのおしりは今や天井に向かって何もかにも開陳させられてしまっている。 「ミリアちゃんは嫌なんでちゅねー」 ミラーシュが赤ん坊に話しかけるようにミリアの秘所に向かって話しかける。 (そんなのとても信じてもらえない…………) ミリア自身がそのことはよくわかっていた。 なにしろミリアの秘所はコメのとぎ汁のような愛液が泉のように湧き上がり内ももからヒザへ、下腹部からヘソへ、おしりの穴から尾てい骨へ、いく筋も流れ伝っているのである。 カーッ! ミリアの顔がゆでダコのように真っ赤になる。 ミリアの身体がイヤと言ってないことはミリア自身がよく知っている。 (ああっ恥ずかしい…………) ミリアの長い睫毛が小刻みに震える。 ミラーシュの右の手がミリアのブラウスのボタンを外しにかかる。まるで熟練の手品師のように、そしてまるでミリアの体を一挙動でなぞるように手を動かす。ミリアのブラウスのボタンは何のよどみもなく全て器用に外されてしまった。 「さ、服を脱がせるのを手伝ってくれ」 ミ ラーシュが囁くように語りかけるとミリアは抵抗する気も起きず、ブラウスもスカートも、そしてブラも脱がされてしまう。生まれたままの姿にさせられたミリ ア。ミラーシュは立ち上がると、舞台の役者の早替えもかくやというほどの早さで全裸になった。そして、ミラーシュの手にはU字型に湾曲した棒状のものが握 られている。 樹脂製のその棒はU字の両側が男性器を模しており、男性の天を向いて反り返る欲望器官を根本から左右対称に接続した形状をしている。 U字のそこの根本の部分には、ぷらぷらと揺れる睾丸があり、そこから直径3.5センチほどの血管が浮き出た陰茎が怒れるように反り返り、その先には威嚇するようにエラの張った亀頭が張り出している。 「えっ!何?ミラーシュ様、それをどうするつもりなのですか!?」 異様な擬似男根に恐れをなしたミリアがベッドの上に縮こまって震える。 「怖がることはないさ。見ていてごらん」 ミラーシュがミリアに微笑みかける。 ミラーシュはミリアを見下ろしながら擬似男根を口にふくむ。唾液を丹念にまぶす。そしてやおら反対側の男根をミラーシュ自身の秘部に押し当てると、 「んんっ!」 ずぶずぶと奥まで押し入れてしまった。 「どう?」擬似男根を含み飲み込んだミラーシュが腰に手を当て、やや下半身を前に突き出しながら仁王立ちになってポーズをとる。 女性としてこれ以上はないという程の均整のとれたプロポーションの股間から、男根がそそり立つ様は、とてもこの世のものとは思えない非現実的な光景である。 ミリアの目は魅入られるようにミラーシュの姿に釘付けになってしまう。 「さっ、ミリア、これであなたを犯してあげる」 ミラーシュの股間の擬似男根の周りからは、透明な愛液が溢れ出てきている。ミラーシュ自身激しく興奮しているのは明らかである。 しかし、それでいてミラーシュの蜜壺はしっかり擬似男根をホールドし、抜け落ちそうになる様子は全くない。 ミラーシュは自信に満ち溢れた様子で、ベッドに裸ん坊で手足を縮こめているミリアの両の足首を持ってミリアの体を二つ折りにすると、ミリアに優しく、しかし、有無を言わせぬ強い意志を持った口調で話しかける。 「さあ、自分の太ももをしっかりと持って抱えなさい」 「はい…………」 ミリアがしおらしく答える。 (ああっ…………、あたし、あんな太いもので犯されちゃうんだわ) それは自らの運命なんだと自分に言い聞かせながら、自らの太ももを抱え込んでいく。 (仕方ないわ。だって、ミラーシュ様には逆らえないもの) どうしてミラーシュには逆らえないのか分からないが、それは運命なんだ、抗うことはできないんだ、巨大な男根に貫かれるのは避けられないんだと、繰り返し自らに言い聞かせるミリア。 「もっとしっかりケツを出せ!」 ミラーシュがミリアのおしりをピシャリと叩く。 「ひゃっ、ひゃい!」 反射的にミリアは胸に押し付けるように太ももをかき抱き、脚を頭上いっぱいまで伸ばす。と、同時にミリアの下腹部、女の中心部分,即ち子宮がきゅぅっと収縮する。それとともにミリアの羞恥の源泉から新たな粘液が溢れ出てくる。 ミラーシュはミリアに覆いかぶさると、注意深くミリアの小陰唇の中心に照準を合わせる。 「あ…………」 愛 液あふれるミリアの小陰唇に亀頭先端部が触れるのを感じたミリアは思わず声をあげる。張型の亀頭部は最大で4センチ以上あり簡単にはミリアを貫くことはで きない。松茸のように張り出しているカリ首の部分をミラーシュは慎重にミリアの愛液でヌメらせていき、そして1ミリずつ煮えたぎる肉壷に侵入させていく。 「フゥー…………」 息をゆっくり吐き出すミラーシュの額からひとしずくの汗がミリアの胸に滴り落ちる。 「ミリア、もうすぐひとつになれるぜ。見てごらん」ミリアが薄目を開くとミリアの太ももの間に亀頭冠が埋没していくのが、デリケートゾーンの向こうにかろうじて見える。 ミラーシュが身体をミリアににじり寄せるようにすると、 ニュポン! 唐突にミリアの女陰は亀頭全体を呑み込んだ。 「あふぅ〜んっっっ」 柔らかく粘液で充分に潤滑された亀頭がミリアの粘膜をこすり上げ、えも言えぬ快美感覚を引き起こす。 「ああああああぁぁ…………」 ミリアは下腹部に意識を集中し、侵入者を押し返そうとするが、ミリアの意志に反してミリアの性愛器官は擬似男根をどんどん呑み込んでいく。 とうとう、ミリアの性愛器官は男性器を根本まで呑み込んでしまった。 「ほらあたしたち、一緒になれたね」 ミラーシュが優しく微笑む。 「あああぁぁぁんっ…………」 ミラーシュが動くと、ミリアの蜜壺を押し広げかき回す。 と、同時に睾丸部分がピタピタとミリアの肛門の周りを叩く。 ミリアは自身の蜜壺を押し広げられながら、包み込まれるような幸福感を感じていた。 ミ ラーシュが擬似男根を突き入れると、その先端部は、ミリアの子宮頸部を突き上げる。それと同時にミラーシュのクリトリスがミリアのクリトリスに密着し、こ すり上げる。ミラーシュが腰を挽き臼のように回すと、子宮頸部、クリトリスに加え、ミリアの陰阜全体もミラーシュとミリアの秘毛がサリサリとこすれ合う感 触と共に、刺激をされる。 ミリアの性愛器官を中心に湧き上がる快感にミリアは、寄せては返す大きな波に弄ばれる小さな舟のように翻弄された。 ミラーシュはミリアをゆっくりと、しかし、確実に追い詰めていく。ミリアには押し寄せる快美な感覚に抗うすべはない。 「あっ!ダメッ!! もうイッちゃう!!! ダメなのっ!あたしおかしくなっちゃうぅぅ!!!」 ミリアが柳眉を寄せて快感を訴える。 「いいんだ。そのままなにもかにも気にしないでイッちまいな!」 ついにミリアの快感の堰が切れはじめる。 ミリアの秘所はビチャビチャッと卑猥な音で終りが近いことを示す。 そして、ミリアの最後の堰が切れ、オルガスムスに到達する。 「イヤァッ!イッちゃうのっぅ!!!」 腰をよじらせ足首を反らせながらイッてしまうミリア。 続けざまにビクビクッとビラビラを震わせ腰を跳ね上げるミリア。 絶叫を上げ激しく胸を上下させて呼吸するミリア。 荒れ狂う絶頂の波をかいくぐろうとするが、奔馬のように飛び跳ねるミリアの腰の勢いを巧みにそらし、ミリアの蜜壺に、クリトリスに、そして土手全体に狙いを定め、確実に腰の男根で攻め続けるミラーシュ。 ミリアの凄絶なオルガスムスである。 ミリアの肩の動きがようやく緩慢になり、ハァハァとせわしなく息をしながらも、薄く目を開いて落ち着きを見せ始めると、ミラーシュが再び激しい腰使いでミリアを追い詰めていく。 「アアンッ!ダメェェ!!ま、またイッちゃうのぉぉ〜〜…………アフンッ!ダメダメッ!おしっこが出ちゃうぅ!!!」 連 続するオルガスムスに身をくねらせるミリア。全身の毛穴という毛穴から汗を噴き出し、肩で息をしているが、ミラーシュは再び男性器を操り子宮頸部をキスす るように亀頭先端で撫で上げ、ミラーシュのクリトリスでミリアのベトベトのクリトリスをこすり上げ、まんじゅうのようにふっくらとしたミリアの土手に陰茎 の根本を押し付ける。 「イヤァァァァッ!もうイヤッ!お願いです!!もうやめてくださぁいぃぃ…………!!死ぬっ死んじゃうぅ」 泣きじゃくり、口から泡をふき、ベッドの上を右に左にのたうち回りながらミラーシュに哀願する。 しかし、ミラーシュは動じることなく鉄の意思を持ってミリアを犯し続ける。ひとたび連続オルガスムスのスイッチが入ってしまうと、犯される側の女には途中で立ち止まる自由はもはやないのである。 「またっ、またっ、イッちゃうの、またイッちゃうの!!」 激しく全身を痙攣させるミリア。両側の口角から頬へとよだれが伝わり降り、ミリアの長い髪の毛はベッドの上で滅茶苦茶に振り乱されている。ミリアの半開きになったまぶたからは、やや白目気味の眼球が現れる。繰り返し繰り返し絶頂へと追いやられるミリアであった。 ミラーシュの腰の動きがようやく止まった。その間達したオルガスムスの回数たるや10回では収まらない。繰り返しオルガスムスを味わわされたミリアが荒い息をしながら頬をベッドにくっつけながら束の間の休息を得る。 しかし、その休息も簡単に奪い取られてしまう。 ミラーシュがミリアの下腹部、腰骨の内側を掌底でさするとミリアの体はまたしても震え出し、 「アッ!アッ!!ダメェ!!またイッちゃうっ!!あああぁぁぁんっ!!!」と言って腰を震わせながらまたイッてしまった。 男性器は依然としてミリアの体内奥深くに打ち込まれてはいるが、それを動かすことなく、単に腰骨の内側をさすられただけでイッてしまうミリアであった。 「ふふふっ ここを震わせるとイッてしまうんだよなっ」 含み笑いをしながら、すかさずミラーシュが逆側の腰骨の部分をさする。イッたばかりなのにまたもや反応し始めて絶頂に達するミリア。少し腰骨から上の部分をさするとまた達してしまう。 もはやどこを触られてもオルガスムスに至ってしまうミリアであった。 腰をぐるぐると回したり、跳ね上げさせたりしながら、ミリアはミラーシュの愛撫から逃れようとするが、ベッドの上をどこに逃げようとミラーシュはミリアの腰を押さえ込みながらバイブレーションと加え続ける。 「あぁぁ……赦してくださいまし…………」 ミリアは絶叫しながら何度も絶頂に達し、やがて深い眠りについた。 「ここはどこかしら。雲の上のよう。」 虹の明るい光の中のような、ふわふわとした雲の中のような空間に漂うミリア。とても幸せなきもち。ミリアの全存在が肯定される感覚。至福の時間。 「ミリア、ミリア…………」 ミラーシュの声が聞こえてくる。 「はい、ミラーシュさま」 身を捩らせて振り返ると、慈母の笑みを浮かべたミラーシュが両腕を広げてそこにいた。 「ミラーシュさま大好きっ」 ミリアがミラーシュの胸に飛び込むと、ミラーシュはミリアをかき抱く。 (ああ、このまま永遠に時がとまってしまえばいい) ミラーシュの大きな胸に顔をうずめながらそう思うのであった。 「ミリア、ミリア…………」 ミリアを呼ぶ声が聞こえる。 眼を開けるとミリアの瞳にミラーシュの野性味溢れる、しかし自愛溢れる眼差しが映る。 ミラーシュの体を覆うようにうつ伏せになっているミリア。 「ミリア、あたしのミリア…………」 ミラーシュが話しかける。 仰向けになったミラーシュがミリアを上に抱きかかえている。 「ミリア、あたしについておいで。どこまでも」 ミラーシュの股間から生えている擬似男根はまだミリアの膣を貫いている。無論その男性器は萎えることがなく、ミリアの膣を押し広げ続けている。心に満たされる快美感。満ち溢れる多幸感。一切を委ねられる安堵感。そう、とても気持ちいい。いつまでもこうしていたい。 「はい、ミラーシュさま」 そう答えるとミリアはミラーシュの唇にそっとキスをした。 |
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