コルエットの秘密の。
水魔女学校の女子寮。
夜。
消灯時間が過ぎても珍しく寝付けず廊下に出て歩いていたストロベルは、見てはいけないものを見てしまった。
それは、水魔女コルエットが一人の少女を部屋に招き入れているところ。
「……あれは、マロロン?コルエット様……ま、ま、ま、まさかあの子とできているのでは……」
ストロベルは気になってさらにもんもと寝付けなくなった。


次の日の夜―
昨夜のことは何かの間違いではないかと、コルエットの部屋を見張ることにした。
「(……誰か来た。って……あれ、今度はオレンジュ?)」
オレンジュも、コルエットの部屋へと入っていったのだ。
「(……コルエット様、もしかして、とっかえひっかえしてるーー?!)」
ストロベルはさらに気になって寝付けなくなった。

次の日、ストロベルは考えぬいた結果、コルエットを問い詰めることにした。
「こ、コルエット様、あたし見てしまったのです……!連夜女の子を部屋に招き入れていることろを」と。
「あら……見られてしまいましたか……」
コルエットはびっくりして、それから困ったような表情を浮かべた。
「……コル様、あたしには誘ってくれないのに、どうして……」
ストロベルは少し泣きべそをかいた。
「あらら……ストロベルはこういうのは苦手だと思っていたのですが、お誘いしたほうがよかったですか」
コルエットがストロベルの目じりから指で涙を救う。
「コル様が望むのでしたらあたし……なんでもやります。だから……」
と、いうので、
「そうですかー、ではっ、今夜はストロベルさんにお願いしちゃいましょうか」
笑顔を見せるコルエット。

そして、夜――。

緊張で心臓をバクバクさせながらコルエットの部屋の戸をノックする。
「はい、どうぞ。入ってください」
「う、うんっ……」意を決して中に入るストロベル。
「では、服を脱いでベッドの上へ」
「いきなり……!?」
慌てるストロベル。
「ええ……夜は短いですから」と
「あの…せめて明かりを消して」
「くすくすくす、何を言っているんですか。それだとストロベルの裸が良く見えないではないですか」
「え……う、うん……わ、わか……った」
真っ赤になって服を脱ぎ始めるストロベル。
「あの……どこまで脱げば……いい?」
「できれば、フルヌードでおねがいしますね」
「うぅぅ……」
覚悟を決めてすべてを脱ぎ捨てるストロベル
「ぬ、ぬぎました……」
「はい、そのまま動かないでくださいね」
「……?何をしてるんですか?」
コルエットは人差し指と親指で四角をつくり、その窓から覗いている。
「こうやって構図を決めています」
「……こうず?」
「ええ」
コルエットはキャンパスに絵を描き始めた。


一週間前。


「コル様、お絵描きを始めたのですか?」
コルエットは学園の校庭でスケッチブックを手に風景を描いていた。
「ええ、集中できて楽しいものですよ、レモーヌさん」
「へえ……上手いものですね」
「んー、ただ、この島はどこも似通っているので、風景は飽きてきましたね」
「それなら人物画なんてどうですか?」
「いいですね……レモーヌさん、ふふ。モデルになっていただけませんか?」
「あ。藪蛇でした……ま、いいですよ」
「まあ、ありがとうございます。お部屋でお待ちしますね」

・・・
・・



一か月後
コルエットの人物モデルは
レモーヌ、ピーチン、マロロン、マスカ、オレンジュ、ストロベルと
結局主だったセイラー戦士たちはすべてその被写体とされてしまった。
そして、コルエットの描いた絵の品評会をするからと
コルエットに有無を言わさず彼女が描いた絵をみんなで回し見をしていた。
「やはり、わたくしのへたくそな絵を見られるは恥ずかしいですね……」
コルエットは品評会をどうにか断りたかったのだが、モデルさんたちの要求にあらがえなかった。
「コル様、恥ずかしいのは私たち、ですよ!」
セイラーの女の子達がコルエットの絵を見ながらキャッキャと楽しそうに話をしている。
「そうなのでしたっ、コルエット様のためにヌードを晒した私たちの方でしたッ」
「わあ、ほら、みて。ここのとことか、書き込みがリアルすぎて!」
「わー、それわたしじゃないかー、みるなー」
「いやん、これも、えっち!」
「はぅぅ、そこは、コル様にずっとのぞき込まれて」
「あぅぅ、わかる。私のときもそうだったー」
「……そうですわ、今度はコルエット様にモデルをやってもらいましょう!」
「いいですね、賛成」
「わたしも!コル様書いてみたいです!」
「そ、そんな……」
コルエットを取り囲んでお絵描きを始めるセイラー達。
「だ、だって……ぅぅ」

((コルエットの妄想))

「さあ、コル様、みんなヌードを描かれたんですから、当然脱いでくださいよ」
「は、はい……」
「なんで隠すんですか?見えないですし」
「す、すみません……」
「脚を開いてください」
「は、はい……」
「また閉じてきてますよ」
「す、すみません……」
「お胸寄せてもらってもいいですか?」
「は、はい……」
「乳首立ってるので、指で押して戻してください」
「えっ…えっ……こうですか……んっ……くっ……」
「あそこを描きたいので、指で開いてください」
「……で、でもそれは……」
「できないんですか?」
「すみません、やります……ぁふぅ……」
「変な声出さないでもらえますか?」
「ふふぅんん……すみません……」
「といいますか、濡れてきてないですか?」
「(どきっ)……汗です……」
「嘘が下手ですね、愛液の匂い匂ってますよ?」
「そんな……見ないでください、かがないでください…」

((現実))

「なんか……全然うまく書けないね」
「もう飽きてきました」
「コル様ー、こしょこしょー」
筆でくすぐり始めました。
「きゃあっ……(びくぅ)……くすぐったいです」
「面白そう、私もするー」
「あっ……んんんふーーふーー」
「こしょこしょこしょ」
「みなさん、お絵描きはっ……あふぅん(びくぅ)……!!」
「くびすじー」
「あっあっ(びくびくっ)」
「わきばらー」
「ひぁぁぁぁ……(ぞくぅぅ)」
「乳首ー」
「んはああっっ(びくんんっびくんっ!!)」
「乳首はまずいでしょう……コル様大丈夫ですか」
「え、ええ……きゃふっ(びくんっ!)」
「内ももやっちゃいました」
「ひぃぃん……っっ……(びくびくっびくびくっ!!)」
「ここでとどめですねー、コル様ご覚悟っ」
「!!!!(びくぅん!!!!)」
(……妄想と少し展開が違いましたが……それより……すごいです……っ!!!)」
うっとりした表情を浮かべ内心満ち足りた気持ちで幸せなコルエット様。

これは、お絵描き大会のはずが筆のくすぐり大会となってしまったお話。
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