キサナ戦記。
"いぬ"に支配された街があった。
領主が"いぬ"を溺愛するあまりに"いぬ"を過剰に保護する条例を作ったのだ。

曰く、"いぬ"は愛すべき存在でけしていじめてはならない
 手を出そうものなら刑罰をもって処す――

このユニークな街は観光名所となり多くの人々に愛されるようになった。
だが、ちやほやされいい気になった"いぬ"たちは好き勝手振舞うようになっていった…
繁殖を繰り返し多数となった"いぬ"は、やがて人間たちを顎でこき使うほどにまで増長していく。
冒険者キサナとその仲間たちがその街にやってきたのはまさに"いぬ"の支配がピークに達した時である。


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きっかけはひょんなことだった――
街の滞在中に、一匹の中型わんわんがキサナに近寄ってきた。
「うちにご用?」
キサナは屈んで、手を差し出した。しかし"いぬ"はその手をすりぬけてスカートの中に潜り込み――
顔を脚の間に入れてすんすんとキサナの股間の匂いを嗅いだ。
「きゃあ!?」
キサナは驚いてのけぞり尻もちをついてしまう。
"いぬ"は立て続けに、ショーツ越しからキサナの股間をぺろぺろと舌を這わした。
「このぉっ…!」羞恥と怒りに身を振るわせたキサナは、反射的に"いぬ"の頭をガツンと殴った。
<きゃうん!!>
"いぬ"は一声鳴いてその場から逃げ去った。

『な…なんてことをしてくれたんだ、あんた!!』
『"いぬ"様に手を上げるなんて…とんでもないことになるぞ!!』
『にげろ、子供たちを早く家の中へ!!』
周りにいた群衆もサーっとキサナたちを避け、蜘蛛の子を散らすかのように建物の中に逃げ込んでしまう。
「ちょっと…なんなのよ、いったい」
ぽつんと置き去りにされたキサナが口を開く。
「こらあ、キサナ、"いぬ"には手を出すなって…あれほど言ったじゃん!」
慌てて怒鳴りたてる旅の連れアリシャに、
「うふふふ、キサナちゃん、やっちゃったねー」
楽しそうにおなかを抱えるライラ。同じく旅の仲間である。
「え、えぇ?、あんな事されたら、だれでも怒るでしょ…?」
憮然と納得のいかないキサナ。
「とりあえず、もうこの町からは早く出ないと……」
「アリシャちゃん、もう遅いみたいだよぉ?」
ライラの指の刺す方向から、勢いよく"中型いぬ"の群れが走ってくる。
「いいわ、返り討ちにしたげる」不敵に笑うキサナ。
「馬鹿、早く逃げるよっ」ライラは2人の腕を引きこの場から離れる。
「まって、あたし、走るのは、あんまりー…っ」
ライラは大きな胸を揺らしながらぽてぽてと足を動かす。
キサナは前の道からも別の"いぬ"の群れが迫ってきてるのを見つけた。
「うわ、こっちからも来るよ?どうするの、アリシャー?!」
「くっ…こっちだよ!急いで!」
細い道を選んで駆け抜けるキサナ達一行。
<<ばうばうっ!ばうばう!>>
激しく追い立てる"いぬ"たち。
しかしその距離はどんどん縮まってきて……
『びりぃ……!!』
ライラのお尻…いや、ショートパンツが噛みつかれた。
「やあー!!」
ライラの大きいお尻の真ん中部分が大きく穴をあけられてしまう。
それでも何とか足を動かして走る――が、
「どうやら、誘い込まれてしまったみたいね」
キサナ達が頑張って走った先は――大広場だった。

T字路にある広場の中央に追い詰められた3人。
周りの建物の窓から恐る恐る様子をうかがう住民たち。
そして、大型、中型、小型の"いぬ"。合わせてゆうに100匹はいようかという数が、
『ガルルルル!!』
一斉に3人に襲い掛かってきた!
"いぬ"は、キサナ達の力を読み取ったのか、
ライラに小型いぬ
アリシャには中型いぬ
そして、キサナに力の強い大型いぬという編成でぶつけてきた。
「なるべく、傷を負わせないで!」
アリシャは"モンスター"には属さない"いぬ"に対して配慮を求めた。
「わかったわっ」
キサナは手袋を魔法でナックルの形に変え、襲い来る"いぬ"を殴った。
<ばこっ><ぼこっ>
『きゃううん!!』

「あ、当たってー!」
命中力の低い魔法のつぶては、"いぬ"の反射神経でやすやすと避けられてしまう。
ライラは大きな魔法をぶっ放すことを得意なのだが
細かく魔力をコントロールすることが苦手であったのだ。

アリシャも"いぬ"の攻撃を避けつつ、蹴ったり叩いたりはするものの、
思うほどダメージを与えられず"いぬ"の数は減らなかった。
戦闘のさなか、徐々に離されていく3人たち。

最初に戦闘不能となったのはライラであった。
破かれていたホットパンツにどんどん"いぬ"の牙が噛みつかれボロボロになってしまう。
「いやあん〜!!」
下半身丸出しで戦うことを余儀なくされたライラは集中力が散漫し
小型いぬに足をとられ仰向けで地面に倒された。
<きゃんきゃんっ!>
小型いぬたちはライラのローブやシャツも牙で破いて、
丸裸にひん剥いた。
「きゃあ!!」
そのうえで、じっくりねっぷり、ライラの身体に舌を使い、はずかしめを始めた。
十数匹の小型いぬがライラの脚や指、腕、首筋、腹、脇腹、耳
そして……胸とその中心部の突起、はたまた股の間の敏感なところまで
一斉に舌でぺろぺろと舐めだしたのだ。
「いやっ……いやっ……んっ…あんっ……だめぇ〜……っ!!」

次に陥落したのはアリシャである。
彼女は素早い身のこなしで中型いぬの攻撃をかわし続けていたのだが、
<<ビリリッ!>>
ぎりぎりでかわしたつもりが、ときたま"いぬ"の牙や爪に衣服が引っかかってしまうので、
どんどんと衣服がズタボロになっていってしまう。
そして――
<ぽろり……>
お胸が服から零れ落ちてしまったときに、一瞬だけ隙を作ってしまった。
「ぁぅっ……?!」
後から強く体当たりを受けてしまったアリシャ。手を地面について倒れてしまう。
そこに、中型いぬの一匹がライラの後から背中の上に手を付けて乗ってくると、
硬くとがらせたあそこをアイシャの股間に擦り付け始めたのだ。
「きゃ、きゃあっ?!」
驚いてすっとんきょうな声を上げてしまうライラ。
体重を乗せてくる"いぬ"の力が強く、身動きが取れない。
『はっ……はっ……はっ……!!』
背後から興奮している"いぬ"のはく息が聞こえる。
「ちょ、ちょっと……や、やだ、やめなさい……!!」
ぐりぐりと押し付けてくる硬い棒が、ショーツ一枚の防具によってどうにかその侵入を妨げている状態だ。
「やだやだっ……ほんとに、だめだったらっ……!!」
口ではそう拒むものの、ぐちゅぐちゅご湿った音を立て始めた。ショーツの耐久力も後わずかしか残っておらず、すぐにでも破れて役目を果たさなくなってしまいそう。

最後に残ったのはキサナ。
彼女は器用に大型いぬの攻撃をいなし、きゃしゃな身体をうまく使い、隙をついてうまく攻撃を与えていた。
実際何匹もの"いぬ"が彼女に沈められ地面に転がっていた。
だが、とどめを刺すことができないという枷により、力負けをするシーンが目立って来た。
ガンガン、殴りつけるが、一撃で倒せないことにいら立ちも覚えてきた。
「はぁ、はぁ。剣で切られたら、楽なのに……もう、めんどくさいっ」
体力だけがどんどん疲弊していく。
そんな折、仲間たちがピンチに陥ったことを知らす叫び声が上がる。

「あああっ……ああっああああっ……!!」

ライラの声だ。
キサナは慌ててそちらに視線を向けた。
無残にも引きちぎられた衣服の切れ端が散乱し、
素っ裸に剥かれ、仰向けに倒れたライラをの裸体を、
これでもかというくらい全身むべなく嘗め尽くされていた。

「あっ……あっ…だめっ……そこだめ・・・。めっ、だったらっ…はあっ…・んああ……っ!!」

ライラの脚は自然と開いてしまい、その中心部の一番敏感な部分までも
小型いぬの舌が激しく舌でくちゅくちゅと水音をたてながら、なんどもなんども
執拗になめられていた。

「あんっ…あっあっ……いやあん‥‥…わんわんやだぁ、もうぉ……はああーんっ!!」

また――

「や、やあああ……あああああっ!!」

こちらは、アリシャの声だ。
キサナは慌ててそちらに目を向けた。
アリシャの最後の砦であるショーツが突き破かれて、
とうとう中型いぬの堅い棒に、アリシャの中が突き入れられてしまった。
「やーっ……わたしは人間だから……わんこなんかに、、わんこなんかに……」

中型いぬは背面位でメスを相手にするようにカクカクと腰を振った。

「はあああっ……出たり入ったりっ……こすれてぇ……すごいのぉっ……もっとぉ……!!ひぐぅっ……そこぉっ……はぁぁぁ、あん!!!」

すっかりメスの顔をして自らも求めるように腰を振ってしまうアリシャ。


「あ……あれ?なんか、ふたりとも、楽しそう?」
二人の様子を見て戦うのがばからしくなってきたキサナ。
「よし、もういいや、やっちゃおう」とつぶやき、
手袋の形を刃の丸い刀、シミターに変化させる。

<<ざしゅざしゅざしゅ!>>

もう容赦なく大型いぬを滅多切りにし、すぐには立ち上がれないようにした。
ついでに仲間の二人もキリのいいところで助けた。
こうして、キサナとその仲間たちご一行は逃げるようにしてこの町を去っていったのだった。
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