風の塔-<おかしの部屋>-。
「ほら、ここがつぎの部屋だョ」
ミリアは妖精に連れられて2つめの部屋の前に到着した。
魔法のシャボン玉が割られてミリアが外に飛び出る。
「わ、とと」着地。
「ここで試練を超えたら、また上の塔に連れて行くョ」
「うん、早くフロンリーフ姫を助けないと」
ミリアはその一心でこの部屋の扉を開く。


ギィ〜……


開けたそこには、沢山のお菓子が並んであった。
ドーナッツ、あめ玉、干からびたイカ、チョコレート……
広さと言い雰囲気と言いまるで町の駄菓子屋さん。
「……お菓子ばっかり」
「お菓子の部屋だョ。ミリアはここで妖精を探んだョ」
ストライプはミリアに伝える。
「う、うん……妖精さん、どこですかー? ここかな……」
ミリアはひとつひとつお菓子のビンの中を確認していく。
2個めのビン、あめ玉の詰まったビンの中でミリアは何かを探り当てた。
「あ……何かあります」
手にとてみると、それはストライプと同じような姿の妖精でした。
「ありゃりゃ、もう見つかってしまったゾ」
「はやいョ!、あまりにも隠れるの下手くそだョ」ストライプがツッコミを入れる。
「まあまあ、怒ると身体に良くないゾ。 ボクは水玉のぱんつの妖精ドットだゾ」
見つかっても特に気にしない様子で自己紹介を始める。
ショートカットで元気の良さそうなボーイッシュな妖精。
……
「ミリア、ボクからの指令を与えるゾ。心して聞くんだゾ」
「は、はい。」
緊張した面持ちのミリア。
「ここでスカートをたくし上げて、ぱんつを晒すんだゾ」
「あ、それはもうさっきやったョ。ね」
「う、ぅんうん」
ミリアはストライプに振られ、少し顔を赤くしながら頷く。
「そうだったか、困ったゾー。それならば、こっちは胸チラでいくゾ」
「え……?ムネチラ?」
よくわからず聞き返すミリア。
「そうだゾ。シャツ一枚になって谷間が見えるように屈むんだゾ」
「え、えーー」
「ョ。また恥ずかしい試練だョ。がんばれミリア」
「うぅぅ、わかりました……」
なんとなく、スカートをめくるよりは恥ずかしくない気がしたので、ミリアは挑戦することにした。
「少し、待ってください……えっと」
シャツ一枚と言われたのでミリアは身につけているレザーアーマーを外した。
その下にはインナーの白いシャツの姿に。
「……この姿でいいですか?」
「おョョ。ミリアってば脱いだらすごいのョ」
ストライプはボリュームのある胸を見て言う。
「あーだめだめ、下着も脱がなくちゃだめだゾ」
「……え、ぇぇえ」
ぱくぱくと口を動かして、不平を言いたそうなミリア。
「でないと合格にはしないゾ」
「わぁん、わかりました」
ミリアはここでやめるわけに行かず、、
ごそごそと、下着を外しにかかる。
2匹の妖精がじっと見ている。
「……えっと、あの」
小恥ずかしく感じ、見ないでくださいと言いたいが、それもうまく口に出せず、
「……」
どうにかブラを抜き出し、カバンに仕舞い込んだ。
「準備ができたようだョ」
「では早速始めてもらうゾ」
「はい……ん……」
じろじろと容赦ない視線の中、
ミリアはゆっくりと身体を倒す。
すこし、服と胸の間に空間が広がり、胸の谷間がちらり。
「ふゎ……」
恥ずかしさで顔を紅潮させるミリア。
「いいゾー」
「なんだか凄いインパクトだョ」
覗き込もうとする妖精。
「きゃん……」
ミリアは胸元を手で隠してしまう。
「隠しちゃだめだゾ。胸を押さえるのも」
「……ぅ、うぅ」
意を決して、ミリアは手を退ける。
更に、もっと頭を下げるように言われ
言われるとおりに下げる。
「こ、こうですか……?」
自然と上目遣いになる。
手などの邪魔が入らなくなり、胸の谷間を超えてお腹もほとんどが見えてしまう。
「おぉ、これは凄いゾ」
「ミリアいいョ、いいョ」
「あとは胸の先が見えないから、胸元を下に広げてほしいゾ」
「……えっ、そこは見えちゃだめなところ……」
ミリアは汗でびっしょりになった手で
胸元を横に開いた
「んぅ……こ、これでいいですか」
少し投げやりに言う。
すると、胸元から胸の先まで見えるようになった。
「ピンク色のみえたゾ」
「いっ、いやんゃんっ」
反射的に胸元を隠してしまう。
「あ……っ。んー、でもいいゾ。ミリアに合格を与えるゾ」
「わ、よかった……」
「ミリアがんばったョ〜」
ストライプも何故か嬉しそうにミリアの周りを飛び回る。
「急いでるだろうから、早速、次の部屋へ案内するゾ」
ミリアはまたシャボン玉に入れられて、次の部屋へと飛ぶ。


最上階の部屋――
「お姫様、これで30分も経ちましたわ」
既にフロンリーフのスカートには3個の風船が取り付けられていた。
風船の紐がスカートを上へ引っ張っている。
「4本目は、どこにつけよう。 ……また前にするわ」
クイが4個目の風船を取り付けると、
またふわりとスカートが上へめくられる。
フロンリーフの脛からふくらはぎまでも見えてしまう。
「……っ」

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