第5回戦、開始!
「さあ、じゃんけんの勝負もいよいよ5回戦。今度はどちらがすっぽんぽんになるか楽しみだわ」
部屋の主、サーラが楽しげに二人を見守る。
その二人、まずはフィフィ――
「サーラ……ここでこんな格好をさせるのか……」
恨めしげな目でサーラを睨むフィフィ。
「あーら、貴女の晴れ舞台に一張羅を用意してあげたのに」
その衣装はフィフィがかつてサーラの軍団と戦って敗北を喫したときの鎧装束であった。
兜、胸当て、ベルトに腰マント、肌着シャツ、ミニスカートとショーツである。
そしてファス――
えんじ色の魔女服――膝丈のワンピスカートローブに、中にはキャミソール、ブラ、ショーツ。
彼女は腰に手を当て、こちらも不満を口にする。
「ちょっと、お姉ちゃん! しぶしぶ参加するのは納得したけど
あのひとに脱がされたりするのヤだからね?!」
……それも、お姉ちゃんの前で……と心の中で小さく呟く。
「サーラ、私も妹様に手をかけることには気が引ける」
フィフィもそれに同調する。
「ふーん、いいわ。ふたりとも。今回は特別にどちらが負けても、あたしが脱がしてあげるわ」
特別ルール
・この戦いに於いては、敗者は対戦相手ではなくサーラに脱がされる
「では、始めるわよ!」
5回戦、開始!
-初手、
ファス:グー
フィフィ:チョキ
ファスの勝ち-
「お姉ちゃん、やった!」
かがませたフィフィの兜をサーラが脱がす。
サラサラと長い髪が兜から流れ落ちる。
-次、フィフィが勝つ
「妹様、わざと負けるわけにも行きませんのでお許しを」
サーラがファスの靴を脱がす。
-次、ファスが勝つ
「お姉ちゃーん、みた、みた?」
サーラがフィフィに近づく。
「サーラ……」
サーラはむんずとフィフィの胸当て越しに手のひらを当てる。
「このまま負けたらだめよ?」
微笑を含んだ表情でフィフィの目を覗きこむサーラ。
「っ……負けないわ」
悔しそうに言い返すフィフィ。
少し手間取りつつも胸当てを外す。
下から薄い肌着のシャツが顕となり、フィフィの胸の先にツンと持ち上げられている。
-次
ファス:パー
フィフィ:グー
ファスの勝ち-
「やった、また勝ちだよ、お姉ちゃん」
サーラはフィフィに近づいて背後に回る。
「負けたらダメって言ったのに」
サーラは膝立ちになりフィフィの腰のマントとベルトを外す。
そして、ミニスカートの留め具を外される。
「みーんなに、見られるわよ?」
「っ……くっ」
フィフィは、小さく、サーラに訴えるような目を配る。
そんなフィフィから剥ぎ取るようにスカートを奪うサーラ。
その下にはサーラに履かされたのであろう紐のようなそして透け透けの下着が身につけられていた。
「とうぜん、手で隠しちゃダメ」
「く、ぅぅ……サーラぁ」
サーラに言いつけられ、ただ不安そうに立ち尽くすフィフィ。
-そして、次
ファス:チョキ
フィフィ:パー
ファスの勝ち-
「弱すぎよ、フィフィ。もう少し楽しませて欲しいわ」
サーラは苦笑してフィフィに近づく。
ガバッ――と勢い良くフィフィのシャツを捲る。
「――ッ」
フィフィの形の良い乳房が衆目に触れる。
「ビンビンに立っているわね」……そう、言葉でも恥ずかしめられ、
「持っていなさい」と、シャツの裾を掴ませられるフィフィ。
そして、硬くなった胸に先をチロチロと舌先で弄ばれる。
「っ!サーラぁ……ひ、ひん……」
敏感になっているその部分を刺激され吐息が荒れるフィフィ。
「だめよ、フィフィ。ちゃんと声を出して」
「……サーラ……ぁ、ふぅぁん」
「お、おねえちゃんっ、何してるの!」
ここでたまらずファスからストップがかかる。
「あら、ファス。貴方が負けてもしてあげるわ。妬かないで」
「な、おねえちゃんっ」真っ赤な顔で怒るファス。
「さあ、次だわ」
-次
ファス:グー
フィフィ:パー
フィフィの勝ち-
「ファス、とうとう負けたわねー、ワンピース?……ま、いっか」
サーラは器用にファスの背中の留め具を外すと
「えっ、良くないよ、お姉ちゃん!」
するする、容赦なく脱がせていく。
「減るもんじゃないわ。ほら、もう一枚」
返し刀にキャミソールもずり上げて脱がしてしまう。
「やー、お姉ちゃんっやーん」
一気に下着姿に剥かれてしまい、恥ずかしそうに身をよじるファス。
-次
ファス:チョキ
フィフィ:グー
-フィフィが勝ち。
「ファス、また負けちゃったわねー」
じりじりと近づくサーラに、
必死にブラを守ろうと手で抑えるファス。
「どうしようか」とファスのブラ紐を引っ張るサーラ。
「ちょ、わ。お姉ちゃん!」
慌てて引っ張り返すファス。
「それならこっちでいいわ」
不意に、ファスのショーツを足元までずり降ろすサーラ。
鏡いっぱいに映し出されるファスのあそこ。
「きゃ、きゃあああっ」
慌ててしゃがみ込むファス。
-次
ファス:パー
フィフィ:チョキ
フィフィの勝ち-
「や。やだっ、お姉ちゃんもうやめよ……?」
「ファス」優しく微笑みかけるサーラ。
そして脱がされるファスのブラ。
「あああっ……は、恥ずかしいよ、お姉ちゃん。顔から火が出ちゃうよ」
耳まで真っ赤にするファス。
-次
ファス:グー
フィフィ:パー
フィフィの勝ち-
「お姉ちゃーん、もう脱ぐものないよ……」
しゃがんだまま、不安そうに上目遣いのファス。
「じゃあ、こういうのはどう?」
脚を開かせる。
「お姉ちゃん!!?」
ファスのあそこが丸見えになってしまう。
「ファスのお豆ちゃんを剥いちゃうわ、みんなに見てもらお」
「おおお、おねえちゃん!?」
言うやいなや、サーラの細い中指がファスのクリトリスに触れる。
「んっふ!」
甘美な刺激がファスの体の中を駆け巡る。
「ファス、気持ちいい?」
「あっふっん!」
サーラは更にくぃくぃと指でつつく。
「お、おねえちゃぁんっ、や、めて」
泣き出しそうな顔をしてお願いをするファス。
「やめないわ」
なおもいじり続けるサーラ。
「ぃや、そんな……おねえちゃあん」
「可愛いわ、ファス」
僅かな振動を伝え続ける。
「あ、あん、ここじゃだめ、せめてふたりきりで……」
「ファスー、ここ、ぷくりと膨らんできたわよ?」
「や、おねえちゃん、恥ずかしくて、恥ずかしくて顔から火が出そう」
「そろそろいい感じね。みんなしっかり見たげてねー」
「や、みせないで。やだぁーっ」
部屋の鏡にもてかてかと大きくなったクリが大写しになる。周囲の視線がファスのクリトリスに集中する。
そして、「そーれv」
くゆう……サーラがクリトリスの皮を向く。
その一挙一動に注目が集まる。
「あっ、だめ、みるな、みるなあー。熱い……顔から火が出ちゃう」
「ファスの剥き出しのクリトリスだよー可愛いよね、みんな」
「あっいやっ恥ずかしさで、顔から火が出ちゃうよ!あ、だめ!あ、あ、あああっ」
ぼおおおおおおーー!
顔から本当に魔法の火を出火させてしまうファス。
あっけにとられる観客たち。
少し髪の毛を焦がすサーラ。
「わーお。」