火の塔-<決勝1:嵐の前の面接>-。
いままでのあらすじ

> 火の魔女サーラ様が火魔女祭をひらきました <
> 40人のエントリーでしたが <
> 1回戦、2回戦と終えて勝ち残っているのが5人になりました <
> 次はいよいよ決勝戦です <

……が、その前に5名はサーラによる面接が行われるようです。


コンコン、小さなノックのあとに少女が入ってくる。
「パイツナね?楽にしていいわ。そこに座って」
火魔女サーラとの面接が始まった。
「は、はい。失礼します」
緊張の面持ちのパイツナ(正体はミリア)。
「よくここまで勝ち残ったわねー、パイツ――ミリア」
「えっ、あの」
正体を見破られていたミリア。
「あたし、一度見た女の子のことは絶対忘れないわ。
パイツナって娘は知らないけれど、あなとは2−3度出会っているわよ?」
「わっ、えっとそのっ、あの」
慌てるミリア。ここで失格になってしまったら水の泡だ。
「これをネタにもっといじめたいところだけどー
 時間もないし。失格なんてしたら盛り下がるし、下手したら暴動が起きるだけだから」
「あ、ありがとうございます」
そう聞いて安心するミリア。
「それよりさ、つぎのゲームのルールを説明するわ」
「まず、ルールや参加条件を言うわ。
種目について――
『炎のペニスバンドルーレット』をとり行うことと決めたわ」
「ルーレット……ですか? ペニスバンドってなんでしょうか?」
ミリアの疑問に
「いいから、質問はあとでまとめて聞くわ。
『参加者は全員、全裸で円形のテーブルに手をつく。
ルーレットを回し出た目(数字)だけ時計回りに人を数える。
示された人物はもう一度ルーレットを回す。
出た数だけバックからペニスバンドで付かれる』
ここまで聞いただけで、何か危険なことが行われるのだと気づくミリア。
「あ、あの……」
「なに?」睨まれるミリア。
「す、すみません、いま質問してもいいですか?」
おそるおそる尋ねるミリア。
「いいわよ」
「……ぺにすばんどって何ですか?」
「男性器を模した張り形がついたベルトのことよ」
「え、え……?」不審な表情を浮かべるミリア。
「なによ?カマトト?」
また、むっとした表情を見せるサーラ。
「……す、すみません。うまく整理がつかなくって」
「難しくないわよ?」
「えと、えーと……、裸んぼうでテーブルに手をついて……」
「ええ」
「ルーレットの目が当たったら……わ。え。それって」
飲み込めてきたミリア。顔が見る見る赤くなる。
「そう、やっとわかった?
 こちらのスタッフが、ペニスバンドのペニスの部分をミリア達の穴に入れるわ。
そのあと、出た目の分だけ腰を振るの。
ステージの上でね。そして、最後の一人までまで絶頂せず我慢できたら優勝、よ」
「えぇーー、そんなのって……こ、困ります」
「最後まで聞いて。ミリアが勝てば、この塔を破壊していいわ。その目的できたのよね?」
「は、はい。それは、世界を平和にするためにどうしても必要です

……が、でもでもでもぉー」
「この紙にサインすればエントリー完了よ」
「どうするの、ミリアはゆうしゃとか名乗っているようだけど。
平和を守るチャンスをみすみす捨てたりなんて、できないわ、よ、ね?」
語尾が妙に強く、押してくる。
「そ、それは……で、でもぉ……あーん。どうすれば……!」
頭を抱えるミリア。


ミリアの行動:
 サインする
 サインしない


→サインする

ぼぉ……ッ
参加を決定するサインをすると同時に
ミリアの衣服に魔法の火がつき全て灰燼と化した。
「きゃ?!な、なにこれ」
その炎はミリアの手首を身体の後で拘束する。
まるで手錠をかけられたかのように、火の枷は外すことが出来ない。
「や、や、やーん。何するんですかぁ―っ」
「さあ、ついに決勝のステージだわ。楽しみましょう。ミリア」
妖艶に笑うサーラ。

――いよいよ。決戦!

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