第2試合。寄せ集めチーム 対 勇者チーム(4)


第ニ試合 この試合の登場人物(別窓で開く)

寄せ集めチーム 対 勇者チーム
4回戦前

ミラーシュとシズクのいる解説席――
『3回終わって3−0、勇者チーム勝利―!!』
『わー(ぱちぱちぱち)』
『敗退が決まってしまった寄せ集めチーム、このまま完全敗北ペナルティとなってしまうのでしょうか』
『わー、なれなれー、勇者チームがんばれ〜!』
『……ミラーシュ選手、一方的に偏った応援はやめてください』
『えー』


寄せ集めチーム相談中…

サナミ「みんな、失敗しちゃってごめんなさい」
ルビィ「ミスは責めないよ、それより前線の二人が無気力なのは『ねちこ』く責めまくりたい」
メリフィア「だって〜」
ウサギコ「ぴゅーぴゅー(口笛)」
トロロト「でも、いいの? 5-0敗けならもっともっと恥ずかしいよ?」
ルビィ「そう、人前でオナニーだぞぉ♪」
メリフィア・ウサギコ・サナミ「ぴぇー」
トロロト「なんでルビィが嬉しそうなのかな」


>>第2試合4回の表

ルビィがコートの中央でボールを持つ。
ミリア、そしてキサナ、サキが彼女を取り囲む。
「このままじゃ取られちゃう……メリフィア、ウサギコ、任せたよ!」
ルビィは前線にボールを投げた。
「確かに、今は恥ずかしいとか、言っていられません……」
裸体を見られる覚悟を決めたメリフィア(裸)はしっかりとボールを受ける。
彼女にマークに付いているはずのキサナが今はルビィの近くにいるため
メリフィア(裸)は大きく前進することに成功する。
「残念ですが、想定範囲内です……はぁぁ!」
リメルラの手より<圧縮された水の玉>が放出された。
「……たぁっ!」
メリフィア(裸)は水の玉を手のひらでつまむと、破裂するかしないかの力加減を瞬時に見極め、掴み、投げ捨てた。
「毎日パンと格闘している私には、効きません!」
続けて放たれた合計3個の玉を走りながら同様に処理した。
そしていよいよ、勇者チームの陣地のラインを跨ごうとしたその時、
地面より魔法の壁が出現した。
「生憎ですね。それだけで私は攻略できません」
リメルラの土魔法だった。
「きゃう!」
避けられず、追突してしまうメリフィア(裸)。
しかし、ボールは直前に彼女の手を離れ、魔法の壁に跳ね返り、ウサギコ(裸)の元へと落ちてきた。
「おお、メリフィア、ナイスパス!」
「ウサギコさん、あとは、あとは頼みます……!」倒れながら叫ぶメリフィア(裸)。
「よーし、わたしも、負けてられない……!」
ウサギコ(裸)も覚悟を決めて、裸のまま駆け出す。
正面にはイコが待ち構えている。
「むむう。何度来ても、魔法の餌食ですが。。」
((おっぱいに注目!!))
観衆の目がイコの胸に集まる。
「んっ……」
3度めのイコの魔法。おっぱいを全開に出し、胸の先を指でつまむ。
「……おっぱぃ、びぃむっ」
((おおおおお))
胸の先より現れたまばゆい光が、ウサギコ(裸)へと貫きにかかる。
「さっきは、空中だったから避けられなかったけど……今は、地上!」
ウサギコ(裸)は、その可視光線を見切り、身体をかわ……したはずの光線が直撃。
「きゃんっ?!」
「時間差……左びぃむっ!」
イコは、避けられるのを想定し、1発目は右の乳首だけ魔法を放ち、そして、見計らった2発目を、当てた。
大きく後ろに飛ばされるウサギコ(裸)。
そのウサギコに、守りに戻ってきたサキ、勢いそのまま飛びかかった。
ウサギコ(裸)は抵抗したものの、最終的にサキがボールを奪った。


>>第2試合4回の裏

3回までで試合を決めていた勇者チームは、メンバーが既に厭戦ムードとなっていて士気が保てなくなっていた。
「みんなやる気が無いなら、うちひとりで遊んでくんね」
キサナがボールを持つと、彼女の独走が始まった。
「何が、何でも、止めます」
そんなキサナにまずメリフィア(裸)が立ちふさがる。
「その顔、いいね。楽しくなってきた!」
キサナはぐんと加速し、メリフィアに近づいていく。
メリフィア(裸)も迎え撃ち、キサナにタックルを仕掛ける……
メリフィア(裸)の指がキサナの身体に触れるか否やの距離――
瞬時に身体を入れ替えられ、メルフィナ(裸)の手が空を切った。
「まだ、です……!」
メリフィアは身体の体勢を立て直すため、脚に力を入れて踏み込む……
同時に、キサナの手が動き……
メリフィア(裸)のお尻を思いっきり叩く。
((ぱぁぁん!!))
コート内に響く音。
「きゃひぃぃ!」
メリフィア(裸)のお尻に、赤く、キサナの手のひらのもみじマークがついた。
地面に倒れるメリフィア(裸)を完全に抜きさり、進むキサナ。
「先人は言いました『先手必勝』!」
キサナにサナミ(裸)の魔法弾が襲う。
スイカ大の翡翠色の魔法弾。
キサナは、足を止めた。その場で腕をクロスし、衝撃に備える。
魔法弾をグローブの部分で受け、飛ばされないように脚と腰に力を入れ踏ん張る。
((どおおん))
そして……受けきった。
慌てて、二発目を唱えようとするサナミ(裸)。
キサナはその隙を逃さず、寄せ集めチームエリアへ突入を済ました。
そのため、サナミ(裸)の魔法は発動せず。不発に終わった。
「な、なんで……きゃっ……」慌てふためるサナミ(裸)、接近するキサナに怯える。
キサナはサナミ(裸)を抜きざまに、彼女のお尻を優しく叩いていった。
((ぱちん☆))
「あっ、んっ」
キサナ、ゆうゆうとゴール。


脱衣はトロロとが選ばれた。

「ふーん、ロロの裸が見たいんだぁ」
トロロトは艶やかに髪の毛をかき上げる。
色っぽい動作に、観衆の衆目が集まる。
「あは、いいよお」
トロロトはその細い指先でブラの紐を解くと、
拍子抜けするくらい大胆にするりとブラを外した。
窮屈そうに収まっていた大きな胸がぶるんと揺れる。
「ロロの胸はどう?え、触りたい?だーめ、見るだけ」
トロロトは観衆の野次と会話しながら、楽しそうな雰囲気を作り
脱衣を進める。
「ロロ、もう一枚も脱いじゃうからねー」
トロロトはパンツに指をかけると、するすると脱ぎさった。
「人前でこんな姿にされちゃうなんて」
全裸になると身体に手の平を滑らせて色っぽい動作で品を作る。
「ええ?ロロの身体素敵って?」
魅了された観衆が口々にトロロトの身体を褒めていた。
「あははっ。ありがとう」
トロロトは裸に笑顔が似合う女性だと評判になった。
目次