第3試合。土魔女チーム 対 水魔女チーム(1)


第三試合 この試合の登場人物(別窓で開く)

第3試合 土魔女チーム 対 風魔女チーム

こちらは解説席ーー
先程まで試合をしていたミリア選手と、天女のカスミが席についていた。
『実況カスミ、解説はミリア選手でお届けします。ミリアさんよろしくお願いします』
『お、お願いします』
『まずは勝利おめでとうございます』
『あ、ありがとうございます』
『さて、第三試合は魔女対決となりましたがミリアさんの見解は如何ですか?』
『あっ……ちょっとまって』
『?』
ミリアはガサゴソ紙を取り出す
『ええと…コホン。第三試合は魔女さんの対決のため、この二人が勝敗の鍵を握るでしょう。派手な魔法の応酬が期待できそうですね』
『原稿読まないでください』
ビリビリぽい
『ああ〜っ』
『解説なに何原稿用意してるんですか』


黄色のビキニとヘルメットなどの防具を身に着けた土魔女チームの選手と、同じく水色の水魔女チームの選手が会場に姿を表した。
両チームのリーダー、ミラーシュとコルエットがコート中央付近で言葉をかわす。
「コルエット、今日はよろしくね」
「ええ……ミラーシュ、本気でかかってきてください……」
世界を騒がせた4人の魔女の内2人がしっかりと握手をかわす。


>>1回の表

土魔女チームの先攻でゲームは始まった。
土魔女チームは前衛ポジションに人を置かず、守りに特化した戦術のチームである。
裏を返せば、攻めは得意ではない。
ミラーシュから始まったボールは、自陣からあまり離れない範囲で、ゆっくりパスが回っている。
ボールを奪うため、水魔女チームのランとストロベルがボールを追う。
ランは得意の脚力を活かし、土魔女チームにプレッシャーをかける。
しかし、土魔女チームはこれをうまくパスでいなし、一向に攻めてくる気配を出してこなかった。
ストロベルもランと同じくボールを追うものの、奪取には至らなかった。
静かな試合の立ち上がり。
「あーもーもう、追うの飽きた」飽きっぽいストロベルが焦れて足を止めたのをきっかけに、鋭いパスが左サイドのメイトに渡った。
「よし!」メイトは一直線にサイドを駆け上がる。
このサイドを守るのはリズ。
「くすくす、アナタのボールなんて簡単に奪えるのデス」
サイドの攻防。
「取れるものなら取ってみたら!」
メイトはボールを奪われない様、しっかりと腕で抱え込んで
低く前傾体勢で突進する。
「猪突猛突進デスね」
正面衝突かと思われた瞬間、リズは横にひらりと避けた。
「え?口ほどにもなくない?」
メイトはリズを振り返る。
「オヤ、ボールは確カニ」
リズは何かを両手の中になにか丸めたものを持っていた。
「ん?何それ?」
メイトは確かにボールを両手でしっかり抱いているのだが、何か大切な物を奪われた感覚に陥っていた。
リズはその手にあるものを広げていく。メイトはどうしてもそれから目が離せず。
「あ……くすくす。間違えちゃいましタかね?」
リズが手にしているもの、それはパンツだった。メイトが履いていたはずのビキニパンティ。
「きゃーっ!!……なにをどうやったら間違えるのよ?!」
「コルエット、今デス!」
リズが合図を送ると、コルエットの魔法がさく裂する
「水よ……!!」
メイトがショックで立ち尽くしている、股下の下の地面より
勢いよく水が噴き出した。そして、噴き出した水は一直線にメイトの股間を襲う。
「きゃう!!」
思いがけないところからの攻撃が、メイトの股間を直撃してしまう。
「きゃあ、なになに……っ!?」
混乱に陥るメイトだが、立ち止まっていたらやられると、力を振り絞り足を動かし、前へ進む。
水の魔法は、メイトの足元の地表を吹き飛ばしながら彼女を追いかけていく。
魔法の噴水は、しばしばメイトに追いつき、
「きゃ!!」「やぁ!!」
メイトの弱い部分にあたる度に悲鳴を上げる。
メイトが目指すのは相手エリア。
そこまで進んで入ってしまえば、魔法が発動しないエリアだ。
メイトは力を振り絞りそのラインを目指し
「ぁぁぁぁ、、も、もうすこし〜!!」と、メイトはやっとの思いで相手陣地に入る。
「はいっ、捕まえました……」
待ち構えていたコルエットに優しく抱き止められた。
「ふあぁ、ふあぁ……!」
メイトのドギマギした心はコルエットの胸の中で落ち着くまで時間を要した。
ここで制限時間にがなくなった。


>> 1回の裏

水魔女チームの攻撃
コルエットからレモーヌを通り、ストロベルへボールが渡った。
「こっちのチームは気は長くないので」
彼女はそのまま駆け上がる。正面を突破するつもりだ。
リュミラがストロベルを迎え撃つ。
「ふんっ、ミラーシュ様の手を煩わせるまでもありませんわ」
ボールを持つストロベル、
「いくよ?いくよー?」
彼女はわざと隙を見せてリュミラが食いつくのを待つ作戦。
リュミラの手が届く範囲にボールを持っていった。
そしてリュミラが手を出した瞬間に、ふいと手を引き、相手の姿勢が崩れた隙に抜き去った。
「やった」と、気を緩めた瞬間。前方より……
「パース!」と。
声がしたので、ボールを投げてしまった。
その声の主はヒュプノ。彼女が得意なのは催眠術である。
「アハハ、お馬鹿さん。脳みそに何入れてるのよ」
パスの相手を間違えたストロベル。
「うぬぬ、敵だった!卑怯!」と叫ぶ。
そして、誤って自ら投げたボールを必死に追いかけた。
その手は、ヒュプノがボールをキャッチする直前に、、ぎりぎり、ボールに触れることが出来た。
軌道の変わったボールはヒュプノの腕をすりぬけ、顔にぶつかった。
((ゴンッ))
「あう……痛ひ!ボールボールどこ……?」
ヒュプノがボールを見失っている間にも、ストロベルは前進を続ける。
「こっちだよー、ばーかばーか」
そして、そのままゴールへ。


1−0
>>脱衣の指定 ミラーシュ

土魔女チームからミラーシュが選ばれた。

「ちょ、ちょっ。なんで私なの〜っ。何もミスしてないのに〜!」
ぶーぶー不平を言うミラーシュ。容赦なく防具を外されてビキニの上下のみに。
「も、もう、わかったわよー……」
その2枚。
素早く手を回してぱっぱと脱ぎ去る。
その分、雑な脱ぎ方になったことは否めず、脱いでる最中に見せたくない箇所があらわになっていた。
((おぉーいい脱ぎっぷりだね−!))
外野からの反応に、
「だって……ちゃっちゃと脱いだ方が恥ずかしくないし。。。」
全裸になったミラーシュは体を屈め、恥ずかしそうに身体を隠しているるのであった。




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