第4試合。プロチーム 対 火魔女チーム(3)


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>> 第4試合3回戦・表 火魔女チームの攻撃

サーラからのロングパスを警戒するプロチーム。
「あら、取りに来ないのかしらねー?☆」
サーラはボールを持ったままジリジリと前進していく。
遠巻きに取り囲むプロチームの選手たち。
サーラの足取りは、ついにはプロチーム陣地前へ。
同陣地内では魔法の効果が霧散されるため、
「(プロチームの陣地へ入った瞬間を狙って一気にボールを奪おう)」と、
ラジェリーとナコレ(裸)は目で合図を送りあった。
一歩一歩サーラの動きを固唾をのんで見守る。
だが、サーラは陣地の線を越えることなく歩みを止めた。
「ここでいくよ★ファイアースローMAX☆」
火の魔力が込められたボールは熱で紅く燃えて見えた。
ラジェリーとナコレ(裸)が左右から手を伸ばすものの、届かない。
「私が止めてみせる!」
シャリルが果敢に真正面からボールに手を出す。
手中に収まったかと見えたボールだが、シャリルごと陣地の奥へと押し込んでいく。
「うぉぉおおおっ……!!」
シャリルの気合で、ラインギリギリのところで完全にボールの勢いを止めることができた。
「勝った……」
ボールを掴む力は残っておらず、ボールは下へとこぼす。
ちゃっかり走り込んでいたファス(裸)がボールを上手くキャッチ。そのままゴールへ。


>> 第4試合3回戦・裏 プロチームの攻撃

シャリルからのボール。
一番うしろのポジションから、どんどん前へ進んでいく。
「無駄よっ、ここでボールを止めるんだから……っ」
と言っていたファス(裸)を力で倒し込み、
「ここは……通しませんっ」
と誓っていたシュリを個人技のテクニックでかわす。
「さっきの仕返しってわけ?守るにも魔法が……!燃えろー……超ファイア☆」
サーラの大魔法発動。シャリルはこれにはかなわないと知っていたので、
魔法がぶつかる直前に隣を走るキゼ(裸)にパスをした。
「シャリルさん、良い判断です、後は任せてください!」
キゼ(裸)もボールを奪いに来たファイナ(裸)を細かいステップで置き去りにし
「魔法はもう詠唱が間に合わない」と、体ごと飛び込んできたサーラをジャンプ一番ひらりと越えた。
タッチダウンを決める。


>>脱衣の儀

「私はプロチーム所属のラジェリーです」
いつも冷静沈着でクールな彼女はプロチームでも人気者の一人であった。
((わあああ、ラジェリーちゃんっ!!))観衆の熱気もひときわ高い。
「ルールに従いビキニを……っ……ぬぎます」
脱ぎますの部分で言いよどむ。
ビキニブラ結び目を解く指に力が入らず少し苦戦をするも、
解いてさえしまえば、躊躇なく脱ぎ捨てた。
((わあああ、ラジェリーちゃんの生おぱ!!))
興奮する観衆をよそにビキニパンティをずり下げて局部をあらわにする。
そのまま両足を順に上げてビキニパンティを足首から抜き外した。
少し涙目になりながらも「これでいいの?」と審判天女に確認。
((おおおお、ラジェリーちゃんの生おま!!))
声援を全く無視して、チームメイトの元へと戻る。


「シュリ。あ……火魔女チーム所属です」
脱衣の罰を指名され頭を抱えている。
「まさかサーラさんがいるのに、ここまでチームが追い詰められるとは考えすら、なんでこんなことになってるのでしょう……そもそも……」
うだうだ言い続けるシュリに、早く脱ぎ始めるように急かす天女審判団。
「えー……脱ぐの?上も、下も?」往生際悪く確認をするシュリ。
((はーやーくーー))
じれてくる観衆たち。
「むぅ。。自分が脱ぐんじゃないからって……好き放題……」
しぶしぶの動きで、ビキニのブラを外しにかかるシュリ。
胸先が見えないよう、念入りにチェックをしながら腕で隠す。
ビキニパンティを脱ぐときにも、口にくわえたビキニブラの、垂れ下がる紐部分でどうにか胸先を隠そうとしている。
((ぶううう!!!))
あまりの往生際の悪さにブーイングをはじめる観客。
ビキニパンティを脱ぐときもうまく手で股間を隠しながら脱ぐことに成功する。
脱いだ後はお尻の割れ目も隠そうとする完璧主義者。
((ぶうぶうぶう!!!))
観客総立ちでブーイング。
「知ったこっちゃないです」とすまし顔のシュリ。
ただ、「これは没収です」と口にくわえていたビキニブラを審判天女に素早く没収される。
胸の先を観衆の前にすっかり丸ごと晒している。
「えっ!ちょっと、まって、、きゃ!だめ!!見える!やだ!!」
パニックになったシュリは結局何も隠せなくなり胸、尻、股間も長い時間観衆に見られる。
((おおお!いいぞお!!))
結局全てをじゅうぶんに見られたことと、可愛く悲鳴を聞けたことが
好感に転じた観衆、彼女への不満は解消されすっかり許してしまった。
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