第4試合。プロチーム 対 火魔女チーム(4)


この試合の登場人物(別窓で開く)


>> 第4試合4回戦・表 火魔女チームの攻撃


すっかりサーラのロングボールに警戒するプロチーム。
一人ひとり徹底したマンツーマンの守備で対策し、ロングパスの出し所をなくす。
サーラは仕方が無く近くのシュリ(裸)へパス、そしてボールはウネビへ。
ボールを持ったウネビ、ラジェリー(裸)と相対する。
「ここは勝負といきましょうか」
ウネビが得意のダンスの体さばきでラジェリー(裸)を抜きにかかる。
「通さない!」
しかし、ラジェリー(裸)の隙のないディフェンスに、何度もボールを奪われそうになっていた。
一部ラジェリーファンの声援もあり、徐々に動きのキレを増していく。
「これはやばいー」
ボールがとられるのが時間の問題と判断したウネビ、苦し紛れにファス(裸)へパス。
「……あっ」
ファス(裸)が前方へ切り込もうとするも、シャリルが立ちふさがった。
ファスは先程(3回の裏)、シャリルに簡単に抜き去られたことから苦手意識を植え付けられていた。
「相手が悪いのはしょうがないっ。ファイナあんたなんとかしなさい!」
すっかりシャリルを怖がりファイナ(裸)へパスを出した。
「私!?」
ファイナ(裸)の前にはキゼ(裸)がつく。
制限時間ルールが迫ってきておりもうあまり時間が無い。
「あ……後どうなっても知りませんよぉっ」
ファイナ(裸)の髪の色が銀色に変わる。「はぁぁ!!本気モード!!」
消耗は激しいが、彼女が銀髪になること、通常の3倍の身体能力を発揮するのだ。
「いいね、燃えてきた」
キゼ(裸)が真っ向からの勝負に応じる。
MSBのプロのキゼ(裸)、身体能力はファイナ(裸)に劣っても、その分技術でディフェンス力を補っていく。
「もう、時間が……っ」
ファイナ(裸)の本気モードは可動時間を越えてしまい、解除された。髪は元に戻った。
「ふう……凄かったけど、残念だったね」
キゼ(裸)は勝ちを確信して、ボールを奪おうと手を伸ばす。
「まだっ、超本気モード!!はぁぁぁ!!」
ファイナ(裸)の髪の色が、今度は、金色に染まる。金髪ファイナは更に体力の消耗が激しいが、身体能力が5倍になるのだ。
ボールを取りに来たキゼ(裸)を一瞬で抜きさった。
タッチダウン成功。

>> 第4試合4回戦・裏 プロチームの攻撃


「一つギアを上げるよ!」
シェリル(裸)の言葉により、プロチームの5名が高速にパスを回す。
距離が離れていようが、山成りなパスではなく、真っすぐに速いボール。
チームの5名ともエース級の選手だ。
ファイナ(裸)が先程の能力で、体力を使い果たしてしまったため、ろくに動けない。
そのため火魔女チームは4人で守らざるを得ない状況にあった。
「これはちょっとっ……チーム力に差がでちゃうね★」
サーラ(裸)も魔法を放とうとするも、相手チームの球離れが早く、ターゲットの選手を絞りきれないでいた。
プロチームは難なく全員が火魔女陣地内へ突入に成功する。
ラジェリー(裸)がボールを持つと、シュリ(裸)がマークに付く。
「ここは駄目、通さない」
シュリ(裸)は抜かれまいと、必死にラジェリー(裸)に食らいつくが、
「……無駄ね」
ラジェリー(裸)は涼しい顔をしてシュリ(裸)を抜き去ってしまう。
「ここっ!!」
サーラはそのプレイを事前に予測しており、ラジェリー(裸)の死角からボールに触れた。
……が、ラジェリー(裸)は手首を返しボールを動かすという最小限の動きでこれを上手くかわす。
そして、誰もマークが付いていないフリーのポジションに居るナコレ(裸)にパスを通す。
「はーいっ、タッチダウンです―」
ナコレ(裸)は悠々と得点を決めた。


>>脱衣の儀

「プロチーム所属クーリンと言います。私の裸なんて見ても楽しくないでしょうけど」
スレンダーでぺったんこな胸をペロンと晒す。
((ぉぉぉ……))
「私ね、緊張したり興奮したりするとこうやって胸を触るんです」
両胸で胸先以外ほぼ凹凸のない胸部を手のひらでなでる。
「落ち着くから」
少しはにかんだ表情。
「……でも人さまのお胸の方が絶対揉みたいです」
謎名宣言をしてからビキニパンティも脱ぎ去った。
((ぉぉぉ……))
盛り上がりは少ない脱衣ではあったが、しかし小さい胸大好きな少数派の心にはしっかりと響いていた。


「ウネビよ、火魔女チーム所属。本業はダンサーしてるわ」
ビキニブラとパンティの中に指を潜り込ませいやらしく這わせる。
「別に脱ぐくらいなんとも思わないわよ、残念?」
グラマラスな身体を体をくねらせて大きな動き。まずビキニブラを上に脱ぐ。
((ぴゅーぴゅー♪))
観衆から口笛が飛ぶ。
「ノリが良いお客さんは好きよー」
舌を出すと、色っぽく唇をなめる。
ブラを投げ捨てると、今度はビキニパンティに手をかける。
そして大きなお尻を左右に振りながら下ろしていく。
((ぴゅーぴゅー♪))
全裸になっても、ビキニを指にかけてくるくる回したり、
観衆の口笛に合わせて踊ったりと全裸を楽しんでいるもよう。
やがて、審判天女に退場を促されてしまうと、投げキッスをしながらその場を離れた。


目次