準決勝第1試合。勇者チーム 対 姫様チーム(2)


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準決勝第1試合 勇者チーム 対 姫様チーム
(1−0)

第二回・表 姫様チームの攻撃

姫様がボールを持つ。
ミリアは先程のように押し倒されないよう警戒し、少し距離を開けて守っている。
「ミルカっ」
フロンリーフはミルカにパスを送る。
ミルカはボールを受け取ると前へ走る。
「行かせないよっ」
キサナ(裸)が立ちふさがる。
「くすくす、その恥ずかしい姿で私を止められるとでもっ?」
ミルカはキサナを煽って萎縮させようとするが
「……み、見たければ見たらいいじゃないっ」
キサナは身体を隠すことを諦め、スレンダーなボディを衆目に晒して
ミルカへの距離を詰める。
「ふふふっ、挑発に乗ってくれた♪」
ミルカはもう一つコートの外側へとボールを送った。
「ミルカ様、ナイスパスです」
大外に走り込んできたのはシロナ。
ボールを持って前へと進む。
「はふんっ……いっ、行かせません…っ!」
イコが水着の上から乳首を指でしこらせながら言う。
片手で水着ブラを上にめくり上げ、コリコリになった乳首を指でつまむ。
「おっぱい……ビーム!!」
光の光線がシロナを襲う。
「速いっ、姫様……っ」
直撃を食らう前にボールを大きく投げた。
「任せて、シロナ!」
中央でボールを受け取ろうとフロンリーフが前方へダッシュをかける。
勇者チームの選手達も、フロンリーフにボールを渡すまいと真ん中へ集まってくる。
「あら……?」
ふよよっと…風に流されて、ボウルは姫様の頭上を越えた。
『あっ……!』
姫様を含め勇者チームの選手がボウルを見送ると、
反対側のサイドを猛烈なスピードで駆け上がってくる選手がいた。
リーンである。
「とどけっ…!」
必死に足を回転させると、地面ギリギリでボールをキャッチ。
ゴールへ。
これがファーストアタック(一度も後にボウルを下げないで得点)となり、姫様チーム2得点獲得。


第二回・裏 勇者チームの攻撃

「3点差。ここで1点でもとらないと負けが決まってしまう」
リメルラの指摘に、チーム一同緊張感が走る。
「負けたら恥ずかしいから、みんな悔いのないようにねっ」
「う、うんっ」プレッシャーを背にミリアがボウルを持つ。
ミリアの前にはまたしてもフロンリーフ姫。
キャプテン同士の一対一の戦い。
ミリアはどうにか抜こうとするのだが、スピードでは姫が一枚上手であった。
「はぅ、フロンリーフ様、上手……っ」
時間だけが刻一刻と過ぎていく。焦りが募るミリア。
「ミリアちゃんっ、戻してっ」
声の主、リメルラにボールを投げる。
「サキちゃんっ」すぐさまリメルラから鋭いパス。
リーンとジーナに挟まれていたサキに的確にボールが渡る。
「もう時間がないですよぅ……手段を選んでられませんぅ」
サキはその場にしゃがみ込むと、ビキニブラとビキニパンツを脱ぎ捨てた。
「脱衣開放100%モード発動ですよぅ!」
彼女は、脱げば脱ぐほど、羞恥を覚えれば覚えるほど力が湧く。
裸体を隠すことをせず、しかし羞恥で顔を真赤にしながら。
一瞬でジーナを抜き去った。
「リーン……止められるわよね!!」
フロンリーフの呼びかけに、リーンが反応する。
「ぁぁぁぁぁあああああっ……!」
必死の形相のリーンがサキを追いすがる。
バチバチと身体をぶつけながら並走する。
周りの選手は見守るしかできない。
もみくちゃになりリーンのビキニブラもずれて小さな胸がこぼれ胸の先まで顕になった。
ふたり最後はもつれながらも……タッチダウンが認められた。1点。

罰ゲーム

「天女スミレです。勇者チームが2失点、姫様チームが1失点で、2名、1名脱いでいただきたいと存じます……どなたでしょうか」
スミレは籤の箱をぐるぐるかき回す。
「一人目……リメルラ選手がぬぎぬぎの刑でございます」

「も……もちろん、脱ぐのも、見られるのも覚悟の上です!」
リメルラは短く深呼吸をしてから、ビキニブラを外した。間をおかずビキニパンツも脱ぎ去り全裸となる。
それから頭の後ろで指を絡めて組んだ。
「……見たいのなら見たらいいです……くぅぅ」
悔しさと諦めの混じった表情で観衆の様子を伺う。
すべての目が自分の身体に向かっている事を知り頭がくらくらした。
「見られてる見られてる見られてます……ああっ」
((いーちっ、にーいっ、さーんっ))
観衆の掛け声に合わせ、ゆっくり回ります
「ゎ……勘弁してわぅんっ!」
回りきるとお尻を床につけて身体を隠してしまった。


「二人目……ミリア選手がぬぎぬぎの刑でございます」

「は……はぃ……」
ミリアは人一倍恥ずかしい目にあってきたが、一向に慣れることはなく
逆に、欲望の対象にされることに対して、より敏感になり、一層の恥ずかしさを感じてしまうようになっていた。
「脱ぎます……」
自分に言い聞かせすように呟くと、ビキニのブラを外した。
((おぉぉぉ、勇者さまのおっぱい!!))
観衆の盛り上がりに体を震わせるミリア。
覚悟を決めてビキニのパンツも下ろすと足から抜き取る。
((おぉぉぉ、勇者さまのおまんこ!!))
「はずかしいよう、逃げられるものなら、ここから逃げ出したいのに……くすん」
ミリアは覚悟を決め、頭の後ろで手を組んで肘を掴む。
((いーちっ、にーいっ、さーんっ))
観衆の掛け声よりも明らかに早くぐるぐる回っている。
「にゃ、にゃん!にゃん!!」


「姫様チームの罰ゲームのお方は……ジーナ選手でございます」

「う、うん。姫様の裸がみんなにさらされるよりかは、いい。絶対」
ジーナは大好きな姫様の盾と成る事ができて喜びに感じていた。
ビキニブラを外して、胸が空気に触れた。
「(見られてる……)」
姫とは違い、グラマラスとはとても言い難い自分の身体を晒したところで、誰も喜ばないだろうと思っていたが、
観衆はしっかりと一挙一動を固唾を飲んで見守っているようだ。
ビキニパンツも脱ぐ。
「(あぁぁ……私の全てがさらけ出されてしまっている……)」
恥ずかしさに身体を震わす。
「(ほんとに……姫がこんな目に合わなくてよかった……)」
ちらり、愛しい姫を目で追った。
姫は他のチームメイトと次の作戦を話しているようだ。
「(ああん……姫様に見ていただけないなんて……でも、いいんです……そういうシビアでクールな一面も好きだから)」
回りながら、現実逃避気味に姫の事ばかり考えていた。
((いーちっ、にーいっ、さーんっ))
「コンコンッ!!」
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