この試合の出場人物
準決勝第２試合
第ニ回・表 水魔女チームの攻撃
水０−１プロ
ストロベルやレモーヌが攻めて行くものの
シャリルやクーリンの守備の上手さにしてやられ
なかなか前に勧めず、攻め手を尽くす。
刻一刻と時間が経つ。
逆に守備の鋭さを警戒し無難なパスで勝負から逃げていく。
「おヤ」
リズにボウルが渡った。
ボウルを追ってギゼがやってくる。
「しょうがありませんね。ワタシが一肌脱ぎますカ……フフフっ」
リズがその場でバク宙を行うと、あら不思議、リズの手からボウルが消えた。
「なっ……どこへ？」
間近で見ていたギゼ、狐につままれたような顔をする。
「どこでしょうねぇ……くすくす」
ギゼがコートを見渡すと、
「な、ないすパスっ。ここから挽回だよ。」
レモーヌが声を上げて、逆サイドで走り出していた。
せっかく守備で型に嵌め、追い詰めたと思ったプロチームの守備が混乱する。
「ま、守れ。あちらサイドは手薄になっている！」
シャリルの号令で守備網が貼り直される。
ーー「さテ……行きますか」
ボウルを消したリズ、実は彼女の背後にボウルがあり、肩甲骨で掴んでいるのだ。
こっそりとリズ前へと歩くーー
「きゃあっ」
レモーヌがクーリンに捕まった。
「ない……ボールが無い！？」
「最初から持っていませんよっ」レモーヌはしてやったりの表情。
「このぉ……おっぱいを揉んだ仕返しだよ！」
「な……っ！？きゃあきゃあ！！」
ーー「引っ掛かりましたね、お間抜けサン」
「隠し玉だ、ボウルはまだリズが持っているぞっ!!」
シャリルが叫ぶ。
「もう遅いデス。」
リズはボウルを手に持ち替えてダッシュ。
「くぅぅ、間に合え〜……っ!!」
リゼの一番近くにいるギゼ。彼女をダッシュで追う。
「このまま逃げ切れル……じゃんぷ！ そしてトライで……ス？！」
そのまま地面にたたきつければ得点であった。
＜がしぃ！＞
空中でギゼに足首を掴まれた！「ナっ……?!」
＜ぐぃぃ！＞
その逆側の手で……ビキニパンティも掴まれて。
「せぇいっ」
力任せにコートに戻される。
「きゃア！」
ビキニパンティは太ももまで半脱ぎ状態にされてた。
ボウルを奪われて終了。
第ニ回・裏 プロチームの攻撃
水０−１プロ
プロチームの攻撃は、またラジェリーの突破から始まった。
今回も、3人ーストロベル、レモーヌ、ランーが、マークについて思うように突破できない。
ラジェリーは無理をせず少し下がってから、マークの外にいるナコレにパスをした。
「それなら、今回はあたしがいっくよー」
ナコレがボールを受け取った。前には手品師リズ。
「ふふっ……ただでは抜かせませン」
「よーし、勝負っ」
ナコレがその脚力でリズの横を走り抜ける。
「……せっかちですネ。、アナタのパンツとブラは私の手の中に」
リズは抜かれはしたものの、ナコレのビキニパンティとビキニブラをそれぞれ
両手に握りしめていた。
そうとも知らないナコレ。素っ裸で前へと進みます。
「ウォーター……シュートっ！」
こちらも素っ裸なコルエット、手を合わせて水鉄砲の形を作ると
ナコレに向かって水しぶきを飛ばす。
ナコレは水しぶきを交わしくぐり抜け、コルエットに近づきます。
「こ、これ以上は通しません……っ」
と出してきたコルエットの腕をひっぱり、バランスを崩させた。
地面にひっくり返るコルエット。
自身はゴールへ。
「ナコレ選手、スーパープレイでゴールですっ、すごいっ。さっすがー」
自画自賛で独り言、自分を褒めてぴょんぴょん飛び跳ねたが、ふと自分の身体に視線を落とす。
「えっえっ……えーーーーっ？！」
ここでようやく自分が裸なことを気がついて……
「いやーん、なんでなんでなんでー？！」
その場でしゃがみこんで体を隠す。
脱衣のくじ
「はい、ヤヨイです。 さっそく引きますね、今回は……この方です」
ヤヨイのひいた紙には……レモーヌと書かれていた。
「私ですかー。あーあ……今回はいいところ無いなぁ……」
ボヤきながら水色のビキニブラを外す。
柔らかそうで形の良い胸に、淡桃色の胸先が姿を見せる。
（（おぉぉ……））
「……（コル様を見習って見られるのが好きだと思い込みましょうか……）」
レモーヌは、コルエットが脱いだ先程の姿を思い出しながら
なるべく同じ動きをトレースしてみた。
「こぉ……でしたっけ……」
ビキニパンティを脱ぐ。
（（おぉぉぉぉ……））
そして、背筋を伸ばして、耳の横で肘を掴む。
「……（コル様ってばやっぱり大胆ですよね……）」
そんなことを思いながらだったので照れてしまい、恥ずかしさと相まって感情が高ぶっていくのを感じた。
（（いーちっ、にーいっ、さーんっ））
コォンッ、コンコンッ♪