VS風魔女クイ。
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しとしとと降りはじめた雨の中、小さなアパートに一人の少女が訪れた。
何度も呼び鈴を鳴らすが中からだれも出てこない。
ベランダには洗濯物が。
「シノノお姉ちゃん、洗濯物干しっぱなしですわ」
取り込んであげようと裏から入る。
「?!わっ。シノノお姉ちゃんこんな下着つけてるんだ」
少女は少女の好きな優しくて素朴な隣人の下着に興味深々で釘付けとなった。
少女はシノノの下着を手に取った。
「柔らかそう……すんすん‥…」

がたっ……

部屋中から女性が顔を出す。
「ク、クイちゃん……何を?え、私のパンツ?!!」
「あっ!、シノノお姉ちゃんっっ……お部屋にいてらしたのっ」
「まさか下着泥棒って……クイちゃん?!!?!」
丁度その頃シノノの下着がよくなくなることがあったのだ。
そんなタイミングに、下着を手に持ってにいたら誰でも疑う。
「え、わ、ちが、洗濯物、あめ」
留守と思い込んでいた本人が現れ上手く口が回らない。
「何が違うの……人の下着の匂いなんてかいで!?」
わなわなと……シノノは怒りに感情が高まる。
「そ、それは、……た、たまたま。どんな匂いかなって……」
「やっぱりっっ!!変態っ!でてって!!」


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「で、出来ましたわ」
わたくしの自作のパンツ……
「はー、こんなの作れちゃうのなんてすごいですわ」
初めての自作パンツに感慨にふけるクイ。
「魔女ちゃん、がんばられましたねー」
クイの側にいるのは監視員のメイレ。
メイレは職業訓練を兼ねて下着の作り方をクイに教えていた。
風魔女が陥落しとらえられたクイは更生施設に入れられ
社会復帰の一環として職業訓練を受けていた。
「魔女ちゃんはやめてくださいませんこと、メイレお姉さま」

ギィ……

と、部屋の扉が開く。
登場したのは悪魔女王、イディラ。
「ふふふふふ。そちは何をしておるか」
「イディラ!!」
突然の訪問に驚くクイ。
「あの、いまは面会の時間では……」
部屋から追い出そうとしたメイレをイディラは捕まえた。
「きゃあ?!」
イディラの力が強くメイレは逃れられない
「クイよ、そちはそうではなかろう? わらわはがっかりぞ?」
捕まえたメイレの柔肌を手のひらで楽しむイディラさん。
「うるさいですわ。メイレお姉さまを放して頂けますこと?」
「魔女ちゃん……っ」
「ふふふふ。これでも?」
イディラはメイレのパンツを抜き取った。
「いやんっやめてーっ」
「ふふふふふ。この娘か、またはパンツかどちらかひとつだけ返してやろう」
「何を……っ」
「選ばれなかった方はわらわがむちゃくちゃにしてしまうがな」
「ちょ……っ」
「さあ、選ぶがいい。どうするクイ?」
イディラはメイレのお尻をスカートの上から軽くペチペチ叩く。
「痛ぁいっ」メイレは苦悶の声を上げる。
「や、やめてくださいまし」
クイは、はっと声を上げる。
「そっちにするかい?……なら、これは要らないな」
イディラは、パンツを両端に引っ張る。ぐんぐん引っ張る。
「や!やめてくださいまし!伸びてしまいます!」
クイは悲鳴に近い声を上げる。
「こっちを捨てるかね?」
メイレのお尻を少し力を入れて手のひらでたたく。
ぱしん★ぱしん★
「ひっ!痛い!」
「う、うう。や、やめてください……まし」
「ふふふふふふ。この反応の差が物語っておるわ。本当にそちが欲しいのがどちらか」
「魔女ちゃん……そうなんだ?私なんかより布を取るの?」
「ふふ……そう責めるな。クイは人間に失望しておるのじゃ。パンツは裏切らんからな。」
「わ、わたくしは……」
クイが悩んでいるあいだ、メイレはイディラにお尻を撫でられ続ける。
「っふはっ。。。魔女ちゃん、この人のいう事聞いちゃ駄目ぇん」
イディラの愛撫に徐々に抵抗できなくなっていくメイレ。
「わ、わかりましたわ。パンツ……いえ、りょうほうお離しなさい」
「ほぉ……?」
「イディラはわたくしの魔力回収が目的できたんでしょう?
 今戦えばイディラだってただではすみませんわよ?」
イディラの魔法力は空に近いのだ。
「ふむ……いいであろう。わらわになんの価値もない。パンツも娘も返そう」
イディラはメイレを開放し、ショーツを手渡しする。
「だが、わらわの魔力は返してもらうぞえ」
「わ、わかりましたわ」
「魔女ちゃん。。」
イディラは、懸念を伝えようとするメイレを横目に
「かつて、クイに下着泥棒の濡れ衣を着せた女がおったのじゃが、
その女は、今じゃ真相を知らぬままに、真犯人の下着泥棒と結婚して幸せにやっておる」
「そんな……魔女ちゃんはそれで……」
メイレは初めてクイの過去を知った。
クイはパンツを脱いでから、スカートを自分で捲りあげる。
「魔法力を、、お返ししますわ」
「ふふふ。いただくとしよう」
そう言うと、イディラは膝立ちクイのあそこに舌を這わせた。
唾液を帯びたイディラの舌がクイの敏感な部分を舐めあげる。
「はっ。。ふ。。ふく。。。んっ。。。」
クイの唇から甘い吐息が漏れ出してくる。
そんな様子を知ってか、イディラの舌はクイの中へと侵入していく。
「っ。。。やっ。。。はゎ。。。んっんっ。。。。」
イディラの舌使いに身体がとろけそうな感覚に陥る。

ぴちゃ……    ぴちゃ……

「。。っ。。。あんっ。。。あ。。。あんっ。。」
水音が立つ。

。。じゅるるるる。。

「音。。たてないでくださいましっっっ。。。」

。。。じゅるるるるるるるっるる。。。。!!

「あぁあーんっ。。。はあーんっ。。。」

。。。じゅる"る"る"!る"る"!る"る"っる"る"る"る"。。。。!!

「あーーっ!!」

ぷしゅっ……

吹き出す液を「ごくごく」と飲み干すイディラ。
「ふふ、ふふふふふ。。。身体から魔法力がみなぎる」
「魔女ちゃん……っ」
メイレは倒れそうによろけたクイに駆け寄り、腕で彼女を支える。
そして、イディラはその場から立ち去った。
「魔女ちゃん、大丈夫?」心配そうにクイを見つめるメイレ。
「う、体が動かない……」
「無理しないで。でも、見捨てないでくれて……ありがと」
「……うん」
クイは少し照れくさく顔を背ける。
「えへへ」そんな様子を愛らしく思うメイレ。
「メイレお姉さまに何かあれば、下着の作り方を教えてもらえなくなりますもの」
「クイちゃーん、まさかそれが本音だったり?」
「……つーん」
「それとも、ツンデレ?」
判断の悩むところであった。
「あっ、そうだ。メイレお姉さまのパンツはもうわたくしのものですわよ?早くお脱ぎになってくださらないこと?」
大切なことを思い出したクイ。
「……うーん、ちゃんと更生するまでは、お預けかな?」
「?!!?!?!!!!!!」
「くすくす」
「そんなのってあんまりですわーっ」
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