三回の表。
[3回表]
▽clickで打順▽



●ピッチャー サーラ
〇9番バッター ルル

ルル「ミリアのかたき討ちです。ひと肌でも晒してもらいます」
サーラ「あっ、そういやあんたとはまだ決着をつけてなかったわね」

サーラの投球、一球目。
「……(増える魔球!導き出した正解は……)これです!!」
<カキンっ>
ライト方面への鋭い打球。
ボールはバウンドを繰り返しながら客席のあるの壁へ激突。
跳ね返ったボールをライトのレモーヌが拾った。
その間にルルは悠々と一塁ベースを踏んだ。
「ミリア、見てますか、やりましたよー!!」
このとき、全裸失格となったミリアは
ルールにより試合中の衣服を身に着けることができず、裸で、チームメイトと共にベンチに座っていた。
「すごいルル、おめでとう!」
ミリアはルルの声に拍手で応えた。
そのやり取りを動画に流そうと、定点カメラのあるBFのベンチの様子に切り替わった。
すると、会場の水晶モニターでも、ミリアの裸体がアップ映し出されている。
ミリアはそれに気が付き、「やぁっ」と、恥ずかしそうにカメラに手を伸ばし、手のひらで移るのをを防ごうした。
しかし、身体を隠す手をカメラに向けるので逆に裸体が大写しになってしまったという。
「あぁぁっ、見えちゃってるっ」慌てて身体を丸めて隠すミリア。
一方、マウンド上のサーラは「こんな簡単に魔球が打たれちゃうなんて……」とショックを受けつつ
二つ目のボタンを外した。黒いブラがちらりと移り、それらもカメラに収められた。
[ノーアウト 一塁]

〇1番バッター キサナ
キサナ「うーん、きみとは野球ではなく剣で戦ってみたかったんだけど」
サーラ「あっは。野蛮人ねー、野球勝負でないと受けて立たないわよー」


第一球、投げた
「……?!(ボールが、消えた??)」
<ばずんっ!>
『ストライクっ!!』
「どう、消える魔球よっ」
サーラの投げた球は炎の光の屈折とかの原因で目に見えなくなったのだ。
「ボールが消えるなんて、どうやって打てばいいのよ……」
キサナは戸惑いながらも、第三のボタンを外す。
肌と白いブラが露わになる。

第二球、投げた
「……!(今度は増えるボール……っ)!!」
<ぶん!>
<ばずん!>
『ストライク・ツー!』
キサナはユニフォーム(上)の最後のボタンを外し、服を脱ぎ捨てた。
上半身は半裸で白いブラだけを身にまとっている。
「くっ……もうここまで脱がされるなんて」
「あは、あと一球で仕留めちゃうわよ」
サーラが三振予告を宣言した。
「(わー!!わー!!)」
観衆の期待が高まる。

三球目
サーラから炎の魔力がボールに送られ、
眩いくらいに炎の力がボールに宿る。
「……(眩しいが)でも、これは実体が見えるから……!!」
キサナは半眼(薄目)の状態でボールをとらえる。
<かきんっっ!>
ボールはピッチャーのサーラの方へ飛んでいく。
投げ終わった動作の中でサーラはうまくボールに対応できず。
ぎりぎりでなんとかグローブにボールを当て弾いた。
セカンドのファスがボールを取りに走る。
一塁にいたルルはファスのいなくなった二塁へと進む。
キサナも懸命に一塁をめがけて走る。
ファスが処理を手間取りつつも一塁へ送球。
ファーストのクイがキャッチ。
判定は……『セーフ!』
「もー、あれだけ魔力を込めた魔球が打たれるなんてっ」
サーラは地団太を踏みつつ第三のボタンを外した。
黒いブラが大露わになってしまう。
[ノーアウト、1塁2塁]


〇2番バッター シロナ

シロナ「仕事を遂行し姫に回すだけです」
サーラ「ふーん。いつまで冷静でいられるか楽しみ」

一球目
「……(これが増える魔球)」
<バズっ!>
『ストラーイク!』
シロナは3つ目のボタンを外した。
白いブラとお腹が露出した。

二球目
「……(これが炎の魔球)」
<ばじゅう!>
『ストラーイク・ツー』
「あは、もう追い詰めたわよシロナ?」
シロナは最後のボタンを外し、ユニフォームの上を脱いだ。
「(ぉぉぉぉ……!!)」
観衆の期待が膨らんでいく。

三球目
「……(これが眩しい魔球)」
<カンっ!>
バットをボールに当てて盤上の外へカットする。
『ファウル!』
「あはは、無駄なあ・が・きっ」

四球目
「……(また炎の魔球)」
<ガキンっ!>
振り遅れて右へ大きくファウルフライを飛ばす。
『ファウル!』
「この、しぶといわね」


五球目
「……!(狙い球の消える魔球、影を見ながら……っ!!)」
<カキン!!>
ライト方面に大きく打ち上げた。
ライトを守るフィフィがボールをキャッチ。
これで1アウト。
タッチアップ(フライアウトのときに進塁を目指せるルール)で、
二塁のルルが三塁めがけて懸命に走る。
フィフィの矢のような返球で三塁に投げられる。
きわどいタイミング。
判定は……[セーフ!]
「セカンド!」キャッチャーのミラーシュが叫ぶ。
三塁に送球されるのを見たキサナがファーストを離れていたのだ。
ミラーシュの指示で三塁のコルエットが胸を揺らしながら二塁へ送球。
[セーフ!]
シロナの犠牲フライの間にルルとキサナが進塁に成功。
「姫様につなぐ、それだけです」
シロナは満足げに言い残すと、短パンユニフォームのボタンを外し、
それから下ろして脱いだ。
[1アウト、2塁3塁]


〇3番バッター フロンリーフ

フロンリーフ「あなたが相手でも、みんなの思いに応えないといけません」
サーラ「あはっ、じゃあ脱がされて恥ずかしい姿を見せてあげないと」


「タイム」
キャッチャーのミラーシュがマウントのサーラに駆け寄る。
「一塁が空いてるからフォアボールで次の娘でゲッツーなんてどう?」
「馬鹿。一番盛り上がってるとこでしょー、帰った帰った」しっしと追い払うサーラ。
「ひど。犬みたいな扱い、わんわんっ」

一球目、炎の魔球。
「……熱っ……い」
「カキン!!」
『ファウル』

二球目、増える球。
「……どれか一つに絞って……」
「ぶん!!」
『ストライク!』
「さあ、追い込んだわよ。フロンリーフ」
フロンリーフは少し時間をとり、ゆっくりと2個目のボタンを外す。
ブラがちらりと見えて、観衆はそそられた。
「ふぅ、ボールが熱いですから、これはちょうどいいかもしれませんね」と強がる。

第3球、消える魔球
「……これは影を見ながら……」
「カキン!!」
『ファウル!!』

第4球、眩い魔球
「……(ヒットは打てないまでも、シロナに習い、つなぎます)」
「カキン!!」
高く、高く打ち上げた。
遊撃手のミミル、ボールの落下地点へと駆けていく。
落下地点は、遊撃手とレフトの守備範囲のちょうどど真ん中。
レフトのストロベルもボールを追う。
「あ、取るから。とるから」
ミミルはストロベルに声をかけて自分がとると主張。
「こっちの守備範囲よ、あたしがとるから下がってて」
向かってくるボールを処理しやすいのはレフトのストロベルが正しいが、
この時点で二人とももう落下するボールしか見ていない。
「いたっ」★『ごちん!』★「あぃたっ」
どちらとも譲り合いの苦手な性格が災いした。
ボールは無情にもグランドに落ちて大きく弾む。
「ちょっと!早く拾って!」サーラの慌てる声が響く。
この間に、フロンリーフが1塁へ進塁。
三塁のルルがホームに帰り1点。
二塁のキサナが三塁を蹴り、ホームへと突進する。
ストロベルがボールを拾いホームへと送球。
「土魔女さん、ちゃんと受け止めて……ねっ!」
矢のような送球が飛んでくる。キサナも脚を滑らせてスライディング。
<ばしっ!>
ホームでミラーシュがボールをキャッチし、キサナの脚をタッチした。
判定は……[アウト!]
だが、打ち取ったと思ったサーラ、守備のミスによる失点で1点を失う。
審判の協議の結果……
[遊撃手のエラーによりミミルが×1]
[ホームで刺されたキサナが×1]と判定された。
「えー、あたしのミスじゃないよ。審判のいけず!」
ぷりぷり怒りながらもミミルが2つ目のボタンを外した。
黒いブラがちらりと見える。
キサナに至ってはユニフォーム(下)のボタンをはずはめに。
「こっちは、自分の判断でホームを目指したので、うちの×になるのは仕方がないよ」
ショートパンツのボタンを外し、それからユニフォーム(下)を脱ぎ下ろした。
「んっ……まぁ、恥ずかしいんだけどね」
半裸の下着姿となったキサナは観衆の視線から逃れようと手で胸元や脚の付け根を隠した。
[ツーアウト 1塁]

〇4番バッター ライラ

ライラ「えっとぉ、これちょっと厳しい状況だよぉ」
サーラ「あは。生贄がきたっ」

サーラ怒りの第1球 炎の魔球
<ぶぅん!>
<ぱしゅん……!>
『ストラーイク』
「あぁんー」
ライラは一番上のボタンを外した。

第2球 増える魔球
<ぶぅん!>
<ぱしゅん……!>
『ストラーイク』
「ああん、ボールに当たらないよお」
ライラは上から2つ目のボタンを外した。
白いブラがちらりと見える。

第3球 消える魔球
<ぶぅん!>
<ぱしゅん……!>
『ストラーイク』
「だめだったーー。くすん」
ライラは下から2番目のボタンを外した。
ブラの大部分が露わになり、大きな胸をぷるんと震わせる。
「あーー、すーーっとしたあ」
エラーがらみの失点で気持ちがさえなかったサーラ。
ひとり生贄を料理してご満悦になった。

[チェンジ]


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