4回の裏。
[4回裏]
▽clickで打順▽



〇ピッチャー キサナに代わりサキ
持ち球:フォーク
能力:脱ぐほどに強く
〇ファースト サキに代わりマーサマーニャ
●7番バッターレモーヌ
特技:棒術

レモーヌ「1回裏にストロベルを打ち取ったボールでは私は倒せません」
サキ「いえいえっ、ばったばったとなぎ倒しちゃいますよう」

第一球、投げた。
「……フォークボール。これはさっき見ました」
<カコン!>
レモーヌ、初球をうまく合わせてライト方向へ飛ばす。ライトを守るセリナの前へぽとり。
セリナがボールを拾ったときにはすでに1塁に到達していた。
「あーん、打たれてしまいましたぁ」
サキはユニフォームのズボンのボタンを外しこれを脱いだ。
<(ぴゅー!ぴゅー!)>
サキの白の下着姿を見た観衆から口笛を鳴らされた。
「あんっ、恥ずかしいですよぉ……」
[ノーアウト・1塁]

●8番バッター ミミル
特技:追い剥ぎ

ミミル「いい格好ね、一枚しか脱がせられないから、まずはおっぱいから」
サキ「いやんっ……絶対に見せられませんよぉっ」

第一球、投げた。
「あっ……フォークボールじゃない?」
<ぶんっ>
<ぱしゅっ>
『ストライク!』
「こらー、得意の球で来ないなんて、卑怯ものー」
ミミルは自分が予想を外したのに人に当たった。
3つ目のボタンを外し、ユニフォームがだらしなく開く。
黒いブラの大半が観衆に見られてしまう。

第二球、投げた。
「また真っすぐ……ここっ」
<カコンッ>
『ファール!』
「ふはー、次は打っちゃうぞー、そしたらおっぱいだー!」
「うぅ、絶対嫌ですぅ!」
サキはどんどん追いつめられる。

第三球、投げた。
「よし、注文通りのフォークボール!!」
<ぶんっ!!>
<ばしゅーっ!>
『ストライク・バッターアウト!』
「えっなに今のフォークのキレはっ」
「あなたが、羞恥を煽るからですよぉ……」
真っ赤な顔で答えるサキ。
サキは羞恥を感じるほどの強くなるのだ。
[1アウト 1塁]


●9番バッター コルエット
能力:水魔法

コルエット「サキさんと敵同士だった時には、一緒に野球をする日が来るとは……」
サキ「とはいえ、今回も対決ですけよぅ、脱がされませんよぅ」

第一球、投げた
「……(フォークボールですね……)」
<ぱしゅっ>
『ボール』

第二球、投げた
「……(これもフォークです……)」
<ぱしゅっ>
『ボール』
「あら、、慎重ですね」

第三球、投げた
「……(真っすぐ……ですが……きわどい)」
<ばしゅっ>
『ボール』
「ドキドキ、してきました。つぎが勝負ですか?」
「わたしもドキドキですぅ」

第四球、投げた
「……っ(っ……あっ、フォークです)」
<ぶるん!>
<ばしゅっ!>
『ストラーイク』
「あぁっ……振ってしまいました。では、最後の一枚を脱ぎますね」
コルエットはショーツをゆっくりと脱ぎ去った。
<(おぉぉぉぉ!!やった!!)>
「あぁ……見ないでください……ドキドキが止まりません……」
しかし、全裸でまたバッターボックスへと戻る。
「これでもう……最後の、勝負です……」
[ワンストライク・スリーボール]

第五球、投げた
「……っ(っ……ここでフォーク?!)あふっ……!!」
身体が回るのを必死で止めるコルエット。
ボールは急に鋭角に落ちて、地面にワンバウンド。
『……ボール!フォア!』
フォアボール(ボール4回で進塁できるルール)で1塁に進む全裸のコルエット。
「あぁぁ……ずっと見られてしまいます……」
一塁ベースの上で恥ずかしそうに体をくねらすコルエット。

一方、一塁への進塁を許してしまったサキ。
「あーん、空振りを誘おうと思ったフォークを見破られてしまいましたぁ……」
<(おっぱい!おっぱい!おっぱい!)>
サキがブラの前ホックに手を伸ばすと、観衆よりおっぱいコールが巻き起こっていた。
「やぁぁん……見られてしまいますよう……」
緊張と恥ずかしさでブラを外す手が震えてしまうサキ。
一気にぽろりと胸を露出してしまった。
<(おおおおおおおおっぱい!!!)>
「いやんっ……やんっ……!」
恥ずかしそうに隠そうとするも、大きな胸が腕からはみ出してしまう。
それでも、ピッチャーなので、恥ずかしさに耐えなければならない。
[1アウト1,2塁]

●一番バッター クイ
能力:風魔法

クイ「お姉さまのそのパンツ、脱がしたらいただきますわ」
サキ「だっ……だめですよぉ……っ」

第一球、投げた
「……(落ちる球……)でもっ」
<カンッ>
<ファウル>

第二球、投げた
「……(また、変化しました……)でもっ」
<カンッ>
<ファウル>

第三球、投げた
「……(速いだけなら……)打てますわ!」
<カツンッ!!>
ショート、キサナが飛びつくが届かない。
レフト、ライラがボールをとって、一塁へ送球。
『セーフ!』
[1アウト・満塁]
<(ぜんら!ぜんら!)>
全裸コールが巻き起こる。
サキは、最後の一枚を脱がなくてはならない。
「いやぁ……見ないでくださいぃぃ……」
真っ赤になりながらも、ぎこちなくショーツを脱いだ。
手で股間をおさえているが、まだ投げなくてはならないのだった。
「いやん……全裸でなんて、できませんよぉ……」
涙目のサキ。
しかし前述通り、恥ずかしければ恥ずかしいほど彼女は強くなるのだった。

●二番バッター ファス
特技:火魔法

ファス「見てらんないから、わたしでとどめを刺してあげる」
サキ「……恥ずかしいからといって、それでも負けるわけにはいきませんよぉ」

第一球、投げた
「……(速いっ)!」
<ばすっ>
『ストライク』
ファスは最後の一枚、ぱんつを脱いでしまう。
おまんこの割れ目まですっかり晒されてしまった。
<(ファスちゃんのおまんこーっ!かわいー!)>
ファスのファンと思われる人たちから、声が上がる。
「うぅぅぅぅ、だ、だまってなさいよー」

第二球、投げた
「……打って、お姉ちゃんに、いっぱい褒めてもらうんだ……っ」
ファス渾身のスイング!
<かきん!>
しかし、ボールはサキに向かい一直線。
<ぱしっ>
サキは信じられないほどの反射神経でこれをグローブのない利き手でつかむと、
素早く一塁へと送球。
リード(塁からあらかじめ離れていること)を多めにとっていたクイ、一塁に戻りきる前にファースト、マーサマーニャが捕球。
『ゲッツー!』
ピッチャーフライで1アウト、ファーストで2アウト。
これがファスの責任となり×2を受けた。
「そ、そんなぁー」


ファスはお立ち台に連れていかれた。
インタビューのためだ
「完全敗北になってしまったファス選手に来ていただきました!今の感想は」
「最悪ぅ……大勢の人に見られちゃって……その、今日は、放映もされるって」
「そうですね、魔法テレビの前の皆様もファス選手の可愛い身体をみて興奮していますよきっと」
「うぅ……」涙目で魔法カメラをにらみつけるファス。
「打撃ではあまりいいところありませんでしたが、守備ではよく頑張ってましたよ」
「お姉ちゃんに褒めてもらったから、そこは……嬉しい」
ファスの表情が少し和らいではにかむ。
「お姉さまのサーラ選手に一言ありますか?」
「……わたしは裸になっちゃったけど、お姉ちゃんはホームランも打ってるし、もっともっと活躍すると信じてるよ」
「お姉ちゃん思いのサーラ選手でした……ん?あ……そうでした」
「終わりじゃないの?」
「ファス選手は、×9まで行ってしまいましたので、もう一つエッチな挑戦をしていただかないといけません」
「ええっ……聞いてないからぁ……」
「この原稿をそのまま読んでください」
「……なによこれ、こんなの……!」
ファスの顔がみるみる赤く染まる。
「それでは、3,2,1どうぞ」
「うぅぅ……番組をご覧の皆様……ファスのおまんこを……見…てください」
ファスはインタビュアーに促されてお立ち台の上に座った。
「……え、やるの……?え、えっ……」
信じられないといったとまどいの表情を浮かべるファスであるが、
「できないとさらにすごい事させられちゃいますよ?」と耳打ちをされては仕方がない。
「…………番組をご覧の皆様……ファスの……おまんこを見てください……」
Mに開いた脚の間で、おまんこを指で開く。
アップで大写しにされる会場の魔法モニターとお茶の間の魔法モニター。
「いやぁ……いやぁぁぁ……っ」ファスが恥ずかしさのあまり悲鳴を上げる。
「もっと、大きな声でお願いします」
「ば、番組をご覧の皆様ぁぁ、ファスの……くすん。おまんこを……見てくださいっ……!!」
最後は投げやりになりながらファスは大きな声で恥ずかしいセリフを言わされた。
<(おおぉぉぉぉぉぉぉ!!!)>
観衆は総立ちになり魔法モニターに大写しにされるおまんこと、サブモニターに表示される
真っ赤なファスのを眺める。
「最後に、もっともっと大きな声でお願いします」
観衆の雰囲気にのまれたのか、ファスは声を張り上げて同じセリフを繰り返した。
「えぇぇぇぇ……? まだぁぁ? くうう。。。」
ファスは深呼吸をして、ありったけの声で宣言する。
「ばんぐみを!ごらんのみなさま!!ふぁすの!おまんこ!を!見てください!!」
そして、恥ずかしさのあまり、おまんこを指に力が入る。
<(おおおおおおおおおおお!!)>
「うああああ……恥ずかしっすぎるっ……!!」
ファスは両目をぐっと閉じて何度も首を振った。

[チェンジ!]


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