脱衣カジノ。
ミリアとルルは旅の道中、
カジノで有名なクライルムの街に立ち寄りました。
 
「ルル、せっかくだからカジノしていかない?一攫千金なるかも。招待券も持ってるよー」
ミリアが目を輝かせている。
「やめておいた方がいいと思います。ミリア基本的に運が悪いでしょう」
いやな予感しかしないルル、ミリアの要望を却下。
「ルルが痛いとこつくう。じゃあ見学だけ、ね、ね?」
「珍しく今日は素直に引き下がりませんね。仕方がありません。少しだけなら」
「やったー」
表情をほころばせ喜ぶミリアに目を細めるルル。
「あ、ところで、ミリア。招待券は誰にもらいましたか?」
「えと、ミラーシュ様から」
「え」いやな予感が増すルル。いまさら駄目ともいいにくいし。
「他に何か言っていましたか?」
「え、うーん? あ、そう言えば夜間になったら遊ばない方がいいって言っていたよ」
それは守りましょう。とミリアに何度も念を押し、城の形をしたカジノ場へと入る。
 
その大きな建物に見合うように
スロットやカード、ルーレットなど基本的なものから
闘犬、馬レースなど賭博設備が整っている。
 
「ちょっと目立っちゃうね」
ドレスコードで呼び止められることはなかったが
中にいる人は小奇麗なドレスや礼装を身に纏っている。
ミリアとルルは旅の装備のままである。
ミリアは袖なしシャツにミニスカート、薄手のマント、ソックス、シューズ、ネックレス。
ルルは白い布地を帯で留めたワンピース。白い帽子、ロングソックス、ブーツ。
荷物は宿に置いてきたものの、お互いを見合わせ少し場違いな感じを受けた。
 
数十枚の最小単位でカジノのチップを購入。
それをさらに二人で分けると一人20枚。
「すぐ終わっちゃいそう」ミリアは少し不満げ。
「少しだけの約束です」ルルはミリアをなだめそれぞれ遊び始める。
 
五分後−
「今度こそは・・・・・・えい」
レバーを引くと自動で絵柄がとまっていく。
ミリアはスロットマシーンに興じていた。
「あー!まただめ!」
結果は、惨敗。
20枚あったチップはあっという間に無くなってしまった。
 
「ルルー、終わっちゃったぁ」
寂しそうな声を出してルルに報告するミリア。
ルルがいたのはポーカーの台。
親(ディーラー)が一人、子(客)が4人いる。
「今いいところです」
そんなミリアに目もくれず、手元のカードをじーと見つめるルル。
意を決して残りの10枚手元のチップを前に出す。
残りの4人もそれに習いチップを出す。
コールがかかり、皆いっせいにカードを表向きにする。
「フルハウスです」
ルルが声を出す。
「あらあら、お客様、なかなか、やりますねー」
ディーラーの白スーツのバニーさんが感嘆の声を上げます。
「私の勝ちですか?」周りのカードを見ると、最高でもスリーカード。
「ミリア、勝った、勝ちましたよー。九死に一生を得ました」と、
ようやくミリアの方に笑顔を見せます。
その後、ルルはしばらく勝ったり負けたりの展開。
ミリアはらはら見守っていたが、はポーカーのルールを知らず
延々と続くチップのやり取りに多少飽きてきた。
ルルはそんなミリアに気がつき、そっと5枚だけチップを分けてくれた。
「倍にして返してください」と、無茶なことを言う。
「が、がんばるね」
 
隣にブラックジャックの台があり、
暇で不機嫌そうにしている黒いスーツのバニーさんと目があった。
何故か爪楊枝をくわえている。
バニーさんの(こっちこいこっちこいオーラ)に逆らえず
その席に着いた。
ミリアは5枚しかないので1枚かけてみると。
バニーさんは「ふん・・・」とつまらなさそうに鼻を鳴らした気がした。
「よ、よろしくお願いします」そんなバニーさんに友好的にはにかみつつ
ミリアはカードを受け取る。
……
そして、ミリアはチップ5枚あっという間に奪い取られた。
「弱いねぇ」バニーさんはミリアを見下した。
「あっというま。もうかけるものないです」
ミリアは残念そう。
「もうすぐ夜間だし、チップいらねぇよ、お嬢さんまだやっていくかい?」
黒いバニーさんは江戸っ子調。
「そ、そうなの?まだあそべるの?」
あと5分待つように言われたので、それに従い座って待つ。
すると……
 
ボーーー…ン
ひとつ大きな鐘が響いた。
 
「さあて、始めるかなー」黒バニーさんは大きく体を伸ばす。
「あ……」ミリアの口から小さくひとつ声。
ここにきてミリアはミラーシュに夜間は遊ばないように言われていたことを思い出したのだ。
しかしカードはすでに配られていた。
「そら、賭けな」相変わらず無愛想に促す黒バニー。
「は、はい……って、チップはもうないです」
「夜間はチップの賭けはご法度なんだ。賭けるのはその衣装だぜ?」
服?意図がつかめず、きょとんとするミリア。
「あああ、だから、脱衣のルールになるんだっ」
少し言いにくそうに頬をかく黒バニー。
「ええええええっ、そそそそんな」慌てるミリア。後の祭だってことはなんとなく感づく。
周りにギャラリーの人が増えてきていたし。
「え?知らないとは言わせないぜ?招待券と一緒に説明書入ってたろ」
「え」
知らない。少なくとミリアは知らない。
(土魔女様は多分わざと渡さなかったのだろうか。
そういう風に人を疑うのはよくないことだ。
でも、そういう意地悪は、しそう!)
「あー…、やられたぁ……」小さくつぶやいて頭を書くミリア。
「悪いけど、もう配っちゃったからやめられないぜ?まあ勝てば問題ない」
といいつつ、ぜんぜん負ける気がない黒バニー。手元には10と伏せカード。
ミリアの手札は8と9。
ブラックジャックは手札の合計が21に近い方の勝ちである。
ただし、21を超えても負け。
(17……普段はここで止めてるけど、相手の見えているカードが10だから
 恐らく、20かな……)
「賭けるのは靴でもいいですか……?」ミリアが問う。
「おうとも」
「もう一枚カードください」
来たカードは『A』、これで18(Aは1と11とどちらかになる。)
「も、もう一枚ください」
来たカードはまた『A』これで19。
(えっと…、同数だと親が勝ちなんだよね、もう一枚ほしいけど……、1も2も出ないかな。あーでもいつもこれで負けてるし……)
「も、も、もう一枚ください」
思い切ってもう一枚要求。なんと来たのが『9』
「きゃあああっ」
「こちらと合計『12』だけど引くまでもないねぇ」
「ががーん」目測を見誤ったミリア。
ギャラリーの視線を周囲から受けながら屈辱の脱衣、シューズを脱ぐ。
 
ルルの方はと言うと深夜時間になるまでに
勝ったり負けたりしながらも徐々にチップを増やしていた。
周りの人がどんどん(チップがなくなって)やめて行き、とうとうルルと白バニーさんとの
一騎打ちになっていた。
「楽しいですね〜、一進一退の白熱した勝負は〜。夜間になりますが、まだ続けませんか〜?」
白バニーがルルを誘う。
「ええ、賭け事は熱くなるものなんですね。んーそうですね、もう少し遊びたいです」
『夜間』という言葉に引っかかりつつも、もう少し遊びたいという思いが強い。
「ふふふ、お客様も好きですね〜。よろしくお願いします〜」怪しく微笑む白バニー。
そして、カードが配られた。
「(やった、ストレートですっ)!」ルルは大得意でチップを賭けようとする。
「おや、お客様、夜間はチップは要りませんわ〜」
「え?」
「賭けるものは、衣装だけです〜」
「え? えーー?」
何度か説明されてようやく理解するルル。通りでギャラリーが増えたわけだと。
ミリアは知っていたのかと横を向くと、同じく驚いている様子。
「ミラーシュ様……今度であったら唯ではすみませんよ……っ」ふつふつと怒りがわく。
このターンはルルが勝てたので白バニーさんが脱ぐことに。
「もぉ〜、そんなに見たいですか〜」恥ずかしそうにも笑いつつ、
いきなり背中のジッパーを下ろしたかと思うと、
「勝者の特権ですから〜、ご堪能くださいね〜」
バニー服の胸元に手で掴んで下ろす。
するとルルの目の前で、大きな生の胸がぽろろんと、現れる。
「きゃ」驚いて自分の目を手で防ぐルル。
白バニーは「あはあ♪」と色っぽい声を上げ
服をするすると下に下ろす。
上半身は裸で、下も、網タイツしか着ておらず
下着もない下半身からは、黒い毛がはっきりと見えている。
「あぁん、勝ったお客さんに見てほしいのに〜、勝った御褒美ですよ〜」
白バニー以上に顔を真っ赤に染めたルルは、
指の間からこっそりと白バニーの裸体を見てみるも、
「目、目のやり場に困ります」と、すぐまた目を瞑ってしまう。
 
「次はお客様が脱ぐ番です〜」
カードが配られる。
すっかり動揺してしまったルル。
負けられない勝負に気負いすぎ、つい高い手を狙ってしまう。
「あぁ、豚です……」
「こちらは2ペアですー。ブーツですね、脱いでください〜」
「仕方ありません……」
ルルはゆっくりとブーツを脱ぎ捨てる。
「あはあ」愉快そうに声を上げる白バニー。
この後も連続して負け帽子を脱ぎ、
更にロングソックスにも手をかける。
人前で脱いでいく行為に羞恥心がもくもくと高まっていく。
「次は何をかけますかぁ?」
余裕の笑みでカードを配る白バニー。
「……ぅ、ワ、ワンピースを賭けます……」
下着を先に賭けたら周りからは肌を晒さずに済むものの
ルルは下着を賭けるなど恥ずかしく口に出せない。
配られたカードを見るとなんとAが4枚のフォアカード。
ほっ、と安心しカードを表向ける。
「お客様、手が入ってますね〜。でも残念でした、ストレートフラッシュです〜」
白バニーもばーんと自慢げに手をオープンにする。
ストレートフラッシュはフォアカードよりひとつ強い役。
「そんな……また負けてしまいました……」
「はいー、先ほど賭けられたワンピースは没収です〜」
非情にも白バニーがルルに告げる。
「そんな……」
躊躇するルルに
「あはあ、自分でお脱ぎになれない場合は、怖いお兄さん達が剥いじゃいますよー」
と。
「……わかりました」
覚悟を決めたルルは帯をはずし後ろ手にとめ具を外す。
上から綺麗な肌が肩より露出していき、清楚な白い下着が露に。
するりと脱げ落ちたワンピースの中に、小さく縮こまるルルの下着姿が。
背後のギャラリーは小さく声を上げその姿を注視する。
「こ、降参はできないのですか……?」
あまりの恥ずかしさに続けられないとアピールする。
「降参しても、最後までして負けても。同じペナルティがありますよー?」
「う、では続けます」
退路を立たれたルルは羞恥心にさいなまれつつも
次のゲームをワンペアで勝ち、どうにかしのぐ。
白バニーはハイヒールを脱ぐ。
「あはあ。あたしも残り少ないね〜」
負けたのに嬉しそうな白バニー。
だが反抗できたのもここまで。
次の手はブタ。
「くぅぅ、負けですね……」
ルルにとっては痛恨の敗北。
何せ今回はブラを賭けていたのだ。
はふぅ……小さくため息をつき、羞恥に震えた手でブラを外そうとする。
うまく力も入らないがなのかとめ具を外す。
はらり。
周囲のギャラリーがゴクリとつばを飲み込む。
「や……ん」
小さく声を上げ、胸を手で隠す。
ギャラリーは胸の先まで見ることはできなかったため落胆の声を上げる。
でももう一回負けると全裸になるためどこかきわどい部分は必ず見えると
更にルルの挙動ひとつひとつに注視を払う。
そして賭けられたのはルルの最後の一枚。
ルルに配られた五枚のカード。
意を決しカードを覗く。
10の3カード、悪い手ではないが、絶対安全の手でもない。
そして、白バニーの手は……Aの3カード。
同じ役ではAの方が強い。
「はぁぅ」
ルルの鼓動が更に早くなる。
「あはあ、お客様の負けですー」
グサッとルルの胸に突き刺さる言葉。
「そんな……」
目に涙を浮かべる。
「わかりました……脱げばいいんですね」
ルルは片手で胸を隠し、もう片手でパンツを下ろそうとする。
肌を真っ赤に紅潮している。
ポーカーの台が前にあり、隠れるため一番見られたくない場所は後ろにいるギャラリーからは見えない。
その分お尻にその視線が集中している。
片手ではパンツをうまく脱げず胸を隠している手を外し、両手で脱ぐことにしようと思案する。
そうすると、少なくとも正面にいる白バニーには胸をすべて見られてしまう。
また全てではないがギャラリーからも見えないわけではない。
素早く脱いでまた胸を隠すことに決め、実行に移す。
『おぉ〜…』という興奮に満ちた声を聞きながらパンツを下ろす。
慌てて思ったよりも時間が掛かったが、何とか脱ぐことができた。
そのパンツも回収され、すっかりすっぽんぽんである。
すぐに胸とお尻を手で隠す。
「(負けてしまいました……)」とルルは思っていたが、
なぜかまだカードが配られる。
 
「あはあ、今度負けたらお客様のすべてさらけ出してもらいますー
 手で隠してる部分も机に隠してる部分も。隅々まで。」
白バニーはルルの身体を嘗め回すように眺める。
「くうう…」ルルは身体を身震いさせる。
 
『わああ……』
そのとき、少し離れたギャンブルテーブルからどよどよと歓声があがる。
ルルが振り向く。
「(あそこはミリアの遊んでいた台ですっ……)」
カードから目を離さず白バニーは
「お隣は、勝負がついたみたいですね〜。気になります?お客様のお友達様……」
愉快そうな表情でルルを煽る。
 
その台には素っ裸に剥かれた少女が、
カードのプレイテーブルに腰を下ろしている。
集うギャラリーの視線に身をくねらせつつも、
彼らの視線の集う、最も秘密である場所を自らの指の力で
大きく開かせている。
「く、くそう。あたいが負けるなんてえええ。み、みるなぁあ」
そう、ミリアとの勝負に負けたのは黒バニーであった。
敗者の黒バニーはルールにより身体の隅から隅まで肌をギャラリーに公開され羞恥に体を震わせている。
 
「ルルっ。わたしは勝ったよっ。ルルもがんばって!」
いつの間にか近くに来ていたミリア。ルルは励まされる。
ルルは少し驚いた顔をするが、
「ミリアに。心配されてしまうのは心外です」
手元のカードを開く。
 
「ロイヤルストレートフラッシュです」
ルルは自信を持って宣言する。
 
「お客様……お強いですね〜」
勝利を確信していた白バニーがカードを伏せる。
白バニーはフルハウスであった。
 
白バニーが身に着けている服は下半身に履いている網タイツのみ。
ここのバニーはもともと着ているものが少ない。
「あはぁ……」
ゆっくりと焦らすような仕草でこれを脱ぐ。白バニーも素っ裸に。
「次で最後の勝負ですね〜、負けたほうが、地獄のような恥ずかしい目に合いますから……ゾクゾクしてしまいますよ〜」
そして、カードが配られる。
 
「フォーカードです」
ルルがまたしても自信を持ってカードを開く。
「あはぁ……」
白バニーの目が怪しげに光る。
「お客様、今度はわたくしがロイヤルストレートフラッシュです〜」
白バニーの手からカードが順に公開されていく。
ハートの10から始まり、J、Q、K
そして、最後がA。
 
 
「……もうちょっとで」
しかし、最後のAはダイヤ。
ロイヤルストレートフラッシュとは10,J,Q,K,Aの5枚、
しかもすべて同じマークでなければならない。
マークが揃わないことには普通のストレートのため、
4カードよりもずっと低いランクの役である。
「あはぁ、いい勝負でしたー」
白バニーは素っ裸のままルルに近づき、頬にキスをする。
「ちゅっ……。あはぁ、楽しい勝負のお礼ですよぉ」
「んゎ……」ルルが目をぱちくりさせ驚いてる間に、
隣の台へ移動し、
「黒ちゃん、負けちゃっいましたねえ」と
黒バニーの座る台によじ登り、更に黒バニーを押し倒す。
「うああっ、白バニー、何するんだよっ」
下になった黒バニーに、
「せっかくだから、一緒に見てもらおうかなぁ……なんて。あはぁぁ」
お尻をギャラリーに向け、腰を上げ、指で自身の秘所を大きく開く。
上下に並んだ綺麗な穴が奥の奥までギャラリーの目に晒される。
「あはぁ。黒ちゃん、一緒にみんなに見られちゃってるう」
「う、うるさい。というかどけよ白ぉぉ〜っ」
「あはあ。黒ちゃん。広げあいっこしよっかー」
「白?!ちょ、ちょっ、触るな……、あっっぁあひぃぃ〜〜っっ」
そんなこんなで白バニー、黒バニーのオープンショウが始まり、ギャラリーを興奮させていく。
カジノ場は今夜も興奮と熱気に満ち溢れているのである。
 
 
 


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