カードエロゲーム -夕刻-。

中央王国の城内、「ゆうしゃの部屋」にて――
ミリア、ルル、フロンリーフ姫、そして土魔女のミラーシュが
わいわいとお話していました。
今夜はパジャマパーティです。

「うぅーん、私はそろそろお休みします」
ルルは目をこすりながらミリアの部屋を後にした。
「……わたくし達はどうしますか？」
高品質なネグリジェを身につけたフロンリーフ姫が「んんっ」と一つ伸びをする。
姫様の形の良い胸が前に突き出され強調される。
「まだまだ遊びたーい、まだ夜はこれから、ねーミリアちゃん」
ミラーシュはぱじゃまの首元のボタンを大きくはだけたラフな格好。
「う、うん。まだもうちょっと起きていられるかな」
ミリアは裾の長めなゆったりばじゃま。
「そう来なくっちゃ」
ミラーシュは鞄からごそごそとカードを取り出した。
「これは"うにょ"というカードゲーム」
ミラーシュはにやりと微笑んだ。

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カードゲーム「うにょ」
概要：
手持ち７枚の初期カードを順番に出していき
最初に０枚になった者の勝ち。最も多い者が負け。

１，場のカードの数字か色の同じカードを１枚出せる。
２，同じマークの場合は複数枚出す事ができる。ただし、呪文カードは１枚ずつしか出せない。
３, 出せるカードがない場合は１枚手札が増える。そのカードを場に出せる場合は出しても良い。

・カードの種類
◆数字カード
赤、青、黄、緑の４色の数字カード（１〜９は各色２枚、０のみ各色１枚）。
◆呪文カード
逆回転カード、衣装カード、道具カード（各色２枚）と、
場の色に関わらず使える色変えカード（各４枚）。

・逆回転カード：順番が逆回りになる。
・衣装カード：カードに描かれた衣装チェンジ（衣装カードで防げる）＋１回休み。
・道具カード：道具で攻撃される。（道具カードを出すことで加算して次へ回せる）＋カード２枚。
・色変えカード：色を変えるだけ。

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「一度試してみないとなんともわかりませんね」
姫様の一言で試しで遊ぶことになった。
四角いテーブルを囲む４つの椅子に座る。
人数の調整で姫の侍女リーンがゲームに加わった。
「よ、よろしくお願いします」
彼女のぱじゃまは、フード付きのもこもこしたもの。

○１回戦
ミリア→ミラーシュ→リーン→フロンリーフ→ミリア→
順番にカードが出されていく。

２巡目ー―

「衣装カードだよん」
ミラーシュが衣装カードを出した。
衣装の絵柄がハテナマークからメイド服に変わる。
「っっ、衣装カードもっていません」
軽やかな「ぽんっ♪」という音と共にリーンは簡素なミニスカートのメイド姿になった。

更に場が進み４巡目――

ミリアが道具カードを出した。
「ええと、出したカードに氷の絵が書かれていますけど……」
「ふっふっふ〜、あたしも道具カードあった」
ミラーシュが嬉しそうにカードを出すと、
「っ……！ふっ……！」
次番のリーンが身体が跳ねた。
彼女の背中から氷の塊が２個こぼれ落ちた。
つまり道具カード（氷）の２個分が具現化してリーンに干渉したのだ。

そして、８巡目――

「これで、上がり……と♪」
ミラーシュが最後の一枚を出すと……
リーンの身体が浮く。
そして不思議な力でテーブルの上の空間に現れた。
頭と足が逆さまで。
メイド服のスカートが重力によりめくれる。
「……ぁっ……ぃゃっ……」
布地の少ない白いパンツがあらわになる。
彼女は身体の自由が効かないらしく、そのスカートを抑えることができない。
他のプレイヤー、ミリア、ミラーシュ、フロンリーフの目の前でその姿を晒してしまう。
さらに、ゆっくりと回転をして前も後もしっかりと見られてしまった。
「なんですか、これは！」
驚いたフロンリーフがミラーシュに問いただす。
「見ての通り、罰ゲームだよん。終了時に一番カードを多く持っていた人がねー」
さも当然かのようにミラーシュは笑顔で言いのけた。
「っ……！」姫は更に文句を言おうとしたが、
「姫様、大丈夫です……」
いつの間にか席に戻っていたリーンが顔を赤らめながらも気丈に振る舞う。
しかし、その目の奥には怒りの光が。
「うわぁ……スイッチ入りましたね……」
苦笑いの姫様。

○２回戦　（ミリア→ミラーシュ→リーン→フロンリーフ→）

「えぇっと、衣装カートです」
ミリアが1巡目に仕掛けた。
「えー」
ミラーシュの衣装がセクシーサンタ嬢に。

３巡目 ――

ミラーシュの手番、
「逆回転カードね！これで順番が変わってミリアちゃんにお返しできるー！」

５巡目ー―

ミリアの手番、
「……すみません、また衣装カートです」
『ぽんっ♪』
フロンリーフが熊モンスターの着ぐるみ姿となった。
「なんですかこの格好は……」

６巡目ーー

ミラーシュの手番
「よーし、くらえミリアちゃん！道具カード！」
場に出されたカードのイラストが判明。『震震石』と書かれている。
「あ、わたしも道具カード持ってます……フロンリーフ様、すみません」
そろーとミリアがカードを出す。
「よろしくてです。わたくしも道具カードがあります」
「……同じくです」とリーンまで繋がり。
「えええ、戻ってきた？！みんなのいけずぅー！」
ミラーシュが甘えた声を上げる。
ほっとする他３人。
「なんて。まだ一枚あるんだもんねー」
一転して笑顔のミラーシュ。
「え、ええーーー？！」
仰天のミリア。
何度手札を確認すれどももう道具カードはない。
「わあ……いち、にい、さん、よん、ご。五枚分ですか？」
フロンリーフ姫が指差し確認する。
「ミリアちゃん、どうなっちゃうんだろー」
ワクワクを隠さない表情のミラーシュ。
「え、え、えっ」こちらは動揺が隠せないミリア。
そして、呪文カードの効力が発動する。
ミリアは身体に異物が触れているのを感じた。
それも下着の中で。
ブラの中の胸の先っぽに１つずつ。
ぱんつの中の突起にひとつ、穴の所にひとつ。
最後に、これは下着の中ではなく口の中。
それぞれが微かに振動を初めた。
（ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ……）
「ひゃひぃんっっ！！！」
ガタンっとミリアの椅子が音を立てる。
ミリアが弓なりに身体を反らしたせいである。
「ひゃふっ、これぇ、取れなぃよぉ……？！」
石を一つ口にくわえているためろれつが回っていない。
ミリアが石を取り外そうともがいても、ピンポイントで当てられた箇所から不動であった。
「ミリアちゃん、ごめんねー。一周回って手番来るまでは外せないんだー」
「っぁふぅ、はゃく、はゃく回してぇぇっ」
身体をよじらせながら悲鳴を上げるミリア。
切なげで荒い吐息をBGMとし、妙な緊迫感が場を包みながら

７巡目は淡々と進んだ――

だが、ミリアの手番の前のミラーシュ、熟考に入る。
「み、みらぁしゅさまぁ、は、はやくしてぇ。。」
切なさげな声で懇願の表情のミリア。
「待ってミリアちゃん（可愛い）、ここで逆回転カードを出すか悩んでる」
「。。。。！！！！！？？？」
声にならない声を上げるミリア。
「うそうそ、逆回転カードなんて持ってないよん」
そしてミラーシュの出したカードは衣装カード。
そしてミリアの手番。
ちなみに道具カードの効果は切れたので『震震石』はミリアの身体からなくなった。
はぁはぁと肩で息をするミリア。
手札を何度も確認する。
「嘘……な、ぃでっ…す。こんあにかぁどあるのに」
『ぽんっ♪』
ミリアの衣装が変化する。
「きゃああああっ」
その姿を見た他の面子の反応。
「すごい！」：ミラーシュ
「わ……」：リーン
「これはまた……」：フロンリーフ
各々が目を丸くする。
ミリアの格好、それは……
極小の下着。
胸の先と股間の筋しか覆わない物。
しかもメッシュ生地で透けて隠れていない。
更に言うと『震震石』のせいで固く尖った胸のぽっちが
ブラを押し上げていたり、ぱんつが染みとしてを吸収しきれずに
垂れ流された愛の蜜が椅子まで濡らしていたり。
「やあああ！こんなの、恥ずかしいよお！！」
ミリアは顔を身を縮め顔を大量の手札カードで隠す。
そして１０巡目まで周り、リーンが最後の手札を出した。
最下位は言わずもがなミリアである。
ミリアの身体が転送され、テーブルの上に現れる。
そのポーズは……
「これは、スクワットかしら」
ぼそっとフロンリーフがつぶやく。
「そうそう。スクワットでしゃがんだときのポーズね」
ミラーシュが同意する。
「これは卑猥……」
リーンが顔に手を当てて見ないふりをしたのに、指の隙間から覗く。

「いやんっ。いやんっ。みちゃだめー」
そう言うも、ミリアは頭の後ろに手を組まされて固定されていて視線を阻めず。
真っ赤に染まった表情はかすかに震え、ときどき「んぁぁ……」と甘い吐息を吐き出す。
先程の『振振石』の刺激で火照った身体を赤裸々にさらしている。
胸の先は完全にツンと尖っているし、股間がひくひくとうずいていた。
ぱんつに吸収しきれない愛液がぽたぽたと雫をたらす。

「ミラーシュさん！これは少し、やりすぎでは……！」
フロンリーフ姫が強めの抗議の声をミラーシュにあげたとき
（バタン）と扉が開いた。
「騒がしいから来てみれば、これはなんですか？」
静かに。怒りを込めた声で。
そこには先程、就寝のため部屋を出たルルがいた。
「や、あたしもこれほどの事になるとは……あんまり思ってませんでした」
ミラーシュはさすがに少しバツの悪そうな顔をしている。
「姫もですよ？あなたがいたから安心して自分の部屋に戻りましたのに」
フロンリーフもしゅんとして。
「ごめんなさい」と反省しきり。
唐突に――
ルルの身体が消えた。
同時にミリアの席に着席したルルの姿が現れた。
「！？」
テーブルの上の空間に文字が浮かび上がる。

『ダイ３ゲームヲハジメマス』